今回はこちらの商品を比較していきましょう。
出典:一条工務店ホームページ
セゾンの種類
左から、下記の順番に並んでいます。
・セゾンA type
・セゾン・アシュレ
簡単に特徴をご説明します。
まず、「セゾンFシリーズ(以下「セゾンF」)」は、格調高いヨーロピアンデザインと天然素材にこだわった本格注文住宅です。
そして、「セゾンA type(以下「セゾンA」)」は、明るくカジュアルなヨーロピアンデザインと、ナチュラル感のある素材で作られた注文住宅です。
ヨーロピアンデザインというのは「セゾンFシリーズ」と一緒ですが、「セゾンFシリーズ」よりもライトでスタイリッシュなテイストです。
3つ目の「セゾン・アシュレ」は、先の2つのセゾンのような注文住宅ではなく、規格型住宅です。
これは、一条工務店のオリジナルプラン3000種類から好みのプランを選ぶことが出来る新しい提案型住宅です。
このように、「セゾン」という名前が付くシリーズは3種類ありますが、テイストやコンセプトはそれぞれ異なりますね。
あなたは、どの「セゾン」シリーズに興味を持たれましたか?
坪単価で比較
・セゾンA 坪45~55万円
・セゾン・アシュレ 坪46万円~56万円
「セゾンF」は、標準装備のグレードが高い商品ですが、坪50万円からと大手ハウスメーカーと比べると魅力的な値段ですね。
「セゾンA」の価格帯を見ますと、選ぶグレードやオプションによっては、「セゾンF」と比べ、価格を抑えることが出来る商品です。
「セゾン・アシュレ」は、坪45万台から建築可能ですので、好みの間取りのプランを見付けたら、価格重視の方は選択肢に入るのではないでしょうか。
参考までに、一条工務店の他の商品の坪単価も見てみましょう。
・ブリアール 60~70万
・i-smart 60~70万
・i-cube 50万台~
このように、他の商品と比べると、「セゾン」シリーズは金額的には選びやすい商品ではないでしょうか。
ちなみに、大手ハウスメーカーさんの坪単価もご紹介したいと思います。
・ダイワハウス 40~80万
・積水ハウス 50~80万
・住友林業 40~80万
・へーベルハウス 65~90万
・セキスイハイム 65~75万
・ミサワホーム 65~75万
・パナソニックホームズ 50~80万
大手ハウスメーカーさんと比べると、セゾンシリーズは比較的良心的な金額であることがわかりますね。
リーズナブルな坪単価の上、標準装備が充実している一条工務店さん。
提供されている商品の中の「セゾン」シリーズは、どのような特徴があるのでしょうか。
それぞれの商品について、もっと詳しく見ていきましょう。
「セゾンF」と「セゾンA」の異なるポイント
「セゾンF」と「セゾンA」で異なる点は、テイストとキッチンやお風呂などの標準仕様の中身、つまりグレードです。
・標準仕様のグレード
この2点について見てみましょう。
「セゾンF」と「セゾンA」のテイストの違い
出典:一条工務店ホームページ
上の写真を見てください。
まず、左側は「セゾンF」の外観です。
「セゾンF」は、格調高いヨーロピアンデザインを主としています。
一度は街中で見たことがあるかもしれませんが、写真のようなレンガタイル張りで上品な洋風の住宅です。
セゾンFの外観の特徴
・レンガタイル張りの落ち着きのある佇まいが魅力
・美しく上質な外観
・重厚感あふれる格調高い住宅
そして、右側の写真は「セゾンA」の外観です。
「セゾンA」は、明るくカジュアルなヨーロピアンテイストをモチーフにしています。
重厚感を感じる「セゾンF」と比べると、「セゾンA」はライトなデザイン性を重視した住宅です。
「セゾンA」の外観の特徴
・ナチュラル感のある素材に包まれた家
・スタイリッシュなのにどこか温かさが感じられる外観デザイン
・ほどよいサイズ&洗練されたデザイン
いかがでしょうか。
外観のテイストについて、「セゾンF」は重厚感を感じるのに対し、「セゾンA」はライトでナチュラル感を感じさせる商品であることがわかりました。
あなたはどちらの外観がお好みでしょうか。
それでは次に内観を見てみましょう。
出典:一条工務店ホームページ
上の写真を見てください。
まず、左側は「セゾンF」の内観です。
中のインテリアは木調で格調高いものが使われ、上質感あふれる室内空間となっています。
「セゾンF」の内観の特徴
・造作材やキッチンなどの住宅設備に無垢材をふんだんに使っている
・ほどよい距離感の間取りや導線設計がポイント
では、右の写真「セゾンA」をご覧ください。
「セゾンA」は外観のライトでナチュラルな感じと同じようなテイストで、明るくシンプルな感じを受けますね。
「セゾンA」の内観の特徴
・キッチンやカップボードなどの住宅設備も全体コンセプトに合わせてコーディネイト可能
・モダンな空間を演出するインテリアも
「セゾンF」と「セゾンA」の標準仕様の違い
結果から言いますと、「セゾンF」の方が、「セゾンA」よりもグレードが高い標準仕様となっています。
標準仕様については、キッチン、浴室、お風呂、洗面所、トイレや収納などたくさんの設備の種類がありますが、ここではキッチンでの違いをご紹介いたします。
「セゾンA」: i-スタンダードシリーズ
出典:一条工務店ホームページ
キッチンのi-クオリティシリーズの特徴
上の写真は、「セゾンF」に標準仕様として用いられるi-クオリティシリーズです。
5色のピアノ鏡面塗装タイプと3色の家具塗装無垢タイプの全8色から選ぶことができます。
表面がピカピカしたピアノ鏡面塗装タイプと、木の温かさを感じる家具塗装無垢タイプ、あなたはどちらがお好みでしょうか。
・ピアノ鏡面塗装タイプ
ピアノ鏡面塗装パネルは1枚1枚塗装と磨きを何度も繰り返すことで仕上げられ、一般的な張りの製品や磨きを行わない塗装のみの製品では出せないツヤと深みが特徴です。
・家具塗装無垢タイプ
ソロモンマホガニーという木材の最も木目の美しい部分のみを扉の框(かまち)に贅沢に使用した一品で、これらを用い、収納の扉など家全体のトータルコーディネーターも可能です。
このパネルは丹念に手作業で塗装と研磨を繰り返して仕上げられたもので、高級家具と同じ深い味わいと趣が感じられます。
ソロモンマホガニーとは
滑らかなツヤと美しい木目、そして鋼(はがね)の木と呼ばれるほどの硬さで知られるソロモンマホガニーは、古くから高級家具の素材として用いられてきたものです。
出典:一条工務店ホームページ
i-スタンダードシリーズの特徴
さて次の写真は、「セゾンA」で用いられる標準仕様、i-スタンダードシリーズです。
i-クオリティシリーズほどの高級感はありませんが、ナチュラルなi-スタンダードシリーズの特徴は下記です。
・サラサラした質感で横木目の柄
・選べる扉の色は3種類
「セゾンA」でも「i-クオリティ・キッチン」は採用できますが、標準仕様ではないためオプション扱いとなり、別途料金が発生します。
他、浴室や化粧洗面台、システムシューズボックスについても、「セゾンF」ではi-クオリティシリーズが標準仕様となっています。
規格型住宅「セゾン・アシュレ」について
出典:一条工務店ホームページ
「セゾン・アシュレ」の規格型住宅とは、敷地の大きさや向きを考えて、一条工務店のオリジナルプラン3000種類から好みのプランを選ぶことが出来る新しい提案型住宅のことです。
お客様に本当に喜んでいただける家づくりを追及してきて30年以上の一条工務店の設計スタッフが自信をもって提案する、住みやすさとデザインを考慮した規格型住宅が何と3000プランもあります。
何より坪45万円台~と価格を低く抑えているので、基本性能の高い一条工務店の住まいがお得に建てられます。
プランというのは間取りのことだけではありません。
外装デザインや内装色などのバリエーションも多彩です。
しかも、収納はいうまでもなく、キッチンやサニタリーなど、標準仕様設備が極めて充実しています。
下の写真は、「セゾン・アシュレ」のほんの一例です。
出典:一条工務店ホームページ
「セゾン・アシュレ」の5つの特徴
1.価格:徹底的に合理化を追求し、驚きの低価格を実現2.設備:グレードアップも用意されてはいますが、最新式のシステムキッチンや安心で機能的なシステムバスが標準仕様で構成されています。
3.収納:最初から組み込んでおくという画期的なシステムを実現し、プラン決定の後で収納をわざわざプラスするというコスト増の心配もありません。
4. デザイン:一つの間取りに対して、屋根形状、外壁、出窓などのバリエーションは240種類ありますので、自由に自分の好みに合わせた外観をデザインできます。
5. 間取り:一条工務店がこれまで培ってきたプラン作りのノウハウを生かし、東西反転のプランも含め、オリジナルのプラン3000種類をご用意し、お客様にピッタリのプランと出会えるようお手伝いしてくれます
6. 技術:長年の実験活動によって得られたデータを元に、独自の設計基準による高度な耐震構造を実現し、「セゾン・アシュレ」は、その技術をそのまま反映させた信頼性の高い住まいです。
このように、一条工務店の家の多彩な特徴と魅力をそのまま受け継ぎながら、画期的なお求めやすい価格を実現したのが「セゾン・アシュレ」ですが、この提案型住宅の最大の魅力は、コストパフォーマンスの高さにあります。
坪単価46~56万円台という低価格でありながら、様々な高級仕様・設備が標準装備されており、収納もはじめからプランに含まれています。
そして、健康にも配慮しており、地球環境も優しい「省エネルギー」仕様でありながら、かつ安心・安全に暮らせるバリアフリー性能も備えています。
セゾン・アシュレで建てようと決めたら、まずは何を選ぶのでしょう。
それは、まずは間取り、その次に外観の屋根形状を選びます。そして最後は外観カラーコーディネートです。
では順番にご説明していきます。
ステップ.1 間取りを選ぶ
・ポイント1:全てのプランに収納が付いている
・ポイント2:全てのプランに住宅設備機器が充実
・ポイント3:2世帯プランもご用意
・ポイント4:ビルトインガレージ付きプランも
・ポイント5:バルコニーにも工夫
ステップ.2 屋根形状を選ぶ
間取りが決まったら、次はお好みの屋根形状を選ぶことになります。
屋根は外観の重要ポイントになります。
「セゾン・アシュレ」は同じ間取りでも多数の屋根形状から選ぶことができます。
屋根によって、落ち着いた印象になったり、明るくすっきりとした印象にもなりますので、さまざまなプランを見てお好みの屋根を見つけましょう。
ステップ.3 外観カラーコーディネートを選ぶ
住まいの顔である玄関、外観の表情をつくる窓まわり、屋根材と調和する外壁など、なんと240種類のカラーコーディネートから選ぶことができます。
好みの色やデザインを選び、自分たちだけのオリジナルの住まいづくりを楽しむことが出来そうですね。
一条工務店 アシュレ ブログ
「セゾン・アシュレ」についてご説明してきましたが、実際に建てた方はどうだったのでしょうか?気になりますね。
一条工務店で家を建てている方の中にはブログを書いている方が多くいます。その中では、アシュレのオーナーさんのブログは少ないのですがご紹介します。
一条工務店、セゾンアシュレを建築!
ブログ主はgaolqさんです。ご実家の土地にセゾンアシュレで建築されました。i-cubeとの価格差についても書かれているので、i-cubeと迷っておられる方にも良いかもしれませんね。
出典:https://ameblo.jp/shqta/
一条工務店 アシュレ 床暖房
アシュレは一条工務店の中で最も坪単価が安いようですが、それにはやはりそれなりの理由があるようです。アシュレの標準装備では床暖房は付かないのです。iシリーズのほうが標準で付いているものが多いので、床暖房やハイドロテクトなど望む場合は、アイキューブ(i-cube)にするのが一番コストパフォーマンスが高いのでは?という意見もあります。
補足 一条工務店 アイキューブ(i-cube)とは?
シンプルモダンでかしこく省エネ
キューブ型の外観デザインに、白を基調とした明るくスマートなインテリアが映える「i-cube」のシンプルモダンな家。業界トップレベルのエコ性能で上手に省エネ、かしこく節約してくれます。高性能でも、コストを抑えて建てられるから、いろんな夢が叶えられる住宅です。
出典:一条工務店ホームページhttps://www.ichijo.co.jp/lineup/i-cube/
アイキューブの標準装備や設備の特徴を簡単にご紹介します。
- 防犯ツインlow-eトリプル樹脂サッシ
- 全館床暖房
- 硬質ウレタンフォームの断熱材
- 24時間換気システム「ロスガード90」
防犯ツインlow-eトリプル樹脂サッシ
防犯ツインlow-eトリプル樹脂サッシは、外気温の影響を受けにくい高性能樹脂枠に加え、断熱性能の高い特殊な金属膜をコーティングした2枚の「Low-E ガラス」と高い強度の「防犯合わせガラス」という3層構造になっており、断熱による省エネ性と、防犯性能による安心を兼ね備えた窓です。(参考:一条工務店ホームページ)
一条工務店の中でシンプルモダンテイストの商品としては、「アイスマート」というものもあり、アイキューブはこちらともよく比較されています。アイスマートの特徴は、大開口の窓が取れることです。窓が大きいと開放感があり、採光面でもメリットがあります。しかし、外気温の影響を受けやすいという欠点にもなります。
いかがでしょうか。
3種類の「セゾンシリーズ」をご紹介してきましたが、どのシリーズに興味を持たれましたか?
今回は「セゾンシリーズ」の商品のご紹介でしたが、こちらのページでも一条工務店について知ることができます。
一条工務店 i-smartについては、
一条工務店のアイスマートの間取り、床暖房、キッチンの評判。建売とどう違うの?
もご覧ください。