大和ハウスの分譲の特徴
みなさん、ダイワハウスさんの名前を聞いたことがある方も多いと思います。
テレビCMや、街中で建設中の建物にかけられているシートなどでこちらのロゴを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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「セミオーダーの戸建て住宅。ダイワハウスのLifegenic(ライフジェニック)」
一邸一邸の個性と美しさがかなう。緑豊かな積⽔ハウスの分譲住宅。
ダイワハウスの正式名称は「大和ハウス工業株式会社」です。
本社は大阪で、1955年に創業の大手住宅メーカーです。
ダイワハウスグループ売上高は、3兆7,959億円(2018年3月31日現在)で建設業界第1位となっています。
この売上高は、戸建販売だけではなく賃貸住宅や商業施設、事業施設等も含みます。
出典:大和ハウスHP「数字で見る大和ハウスグループ」(https://www.daiwahouse.com/about/digest.html)
それは、戸建住宅です。
出典:大和ハウスHP「戸建住宅事業 実績」(https://www.daiwahouse.com/ir/strength/)を元に作成
上の表を見ていただくと、戸建住宅の販売戸数は分譲住宅の3倍となっています。
2016年からその割合は変わっていないようです。
ダイワハウスさんはずっと戸建住宅の方に力を入れているのでしょうか。
ですが、分譲住宅に力を入れていないわけではありませんね。
そんなダイワハウスさんが作る分譲住宅はどのような特徴があるのでしょうか。
それでは見ていきましょう。
ダイワハウスの分譲住宅のコンセプト
ダイワハウスさんの分譲住宅についてのコンセプトは大きく4つあります。
2.街並設計
3.プランニング
4.コーディネート
一つずつ見ていきましょう。
1.分譲企画
まずは、分譲企画です。
どの地域、土地に分譲住宅を建設するのか。
それは実際にそこで何年も暮らす私たちにとってとても重要なことですね、
土地の調査・選定・仕入れ企画は、もちろんプロが行っています。
厳しいプロの目を通るから、将来性のある物件がお届けできます。
何十年も暮らす土地だからこそ、周囲の生活環境や利便性はもちろん、資産としての価値まで十二分に検討。
多くの物件の中から街づくりのプロが選び、複数棟で建てる分譲住宅のスケールメリットを活かした価格でご提供しています。
このようにあります。
実際に住む人、家族のことを考えて現在も将来も満足できるよう、プロの方が選び、企画されているのですね。
2.街並設計
次は街並み設計です。
たまたま訪れた街でも、素敵な街並みだなと思った経験があります。
それはある一軒のお宅だけが素敵というわけではなく、周囲のお家の雰囲気に統一感があるからだと思いました。
実際に住む人の視点に立った快適な街づくりを進めるためのポイントが下記です。
・周辺環境や街並の美しさはもちろん、近隣プライバシーや防犯までもトータルに計画
・「身だしなみ外構」や統一感のあるエクステリア、道路や公園などひとつの街としての美しさを計画
・隣家と窓の配置をずらすなどのプライバシーへの配慮や、標準で防犯配慮住宅を提案
街並設計から計画する分譲住宅だからこそ、プライバシーへの配慮や防犯への対策を考慮した、住む人にとっての安心安全を実現することができるのですね。
3.プランニング
次はプランニングですが、分譲住宅は複数棟集まっていますので、それぞれ間取りも異なります。
実際に住まわれるご家庭にどのプランが良いのかをプロが提案してくださるようなので、安心して相談できますね。
ご家庭のニーズに合わせた最適なプランをお選びいたします。
ダイワハウスの最先端技術とプロのノウハウが詰まったxevoに、厳選したプランをご用意しました。
ご家族のニーズにあわせてお選びください。
※家具・調度品は販売価格に含まれません。
4.コーディネート
ダイワハウスの分譲戸建てなら、流行りのデザインからシンプルでモダンなものまで、ご家族に希望に合わせて幅広く提案してくれます。
プロのアイデアが盛り込まれたアイテムや住まいを彩るコーディネートを一棟一棟でご提案しています。
今の流行を取り入れたインテリアスタイルから定番アイテムによるコーディネートまで、
住まわれる人それぞれがくつろぎや憩いを感じられる空間を演出。
さまざまなご家族の生活シーンに対応できる住まいをご用意しています。
※家具・調度品は販売価格に含まれません。
※上記の引用部分は全て下記より引用
ダイワハウスHP「分譲住宅のコンセプト」https://www.daiwahouse.co.jp/bunjo/concept/index.html
ダイワハウスの分譲住宅のメリット
・近隣と調和のとれた街並みを考えた設計
・トータル資金が明確なので資金計画が具体的に立てられる
・複数棟で建てるコストメリット(人材、資材など)
・設備や内装のデザインなどの仕様が、実物で確認できる
・完成品なので手間いらず
・急な転勤でも安心、入居までがスピーディー
確かに、入居前に実物を確認できるのは、大きな安心感がありますね。
注文住宅ですと、希望と実物のズレが生じることもあるかもしれません。
入居についても、分譲住宅は完成している場合はすぐに入居できますね。
このように分譲住宅にはメリットがたくさんあります。
ダイワハウスの分譲地「SECUREA(セキュレア)」
ダイワハウスの分譲地にもさまざまな種類がありますが、その中の「SECUREA(セキュレア)」のシリーズをご紹介します。
(引用:ダイワハウスHP https://www.daiwahouse.co.jp/bunjo/securea/index.html より)
北海道から九州まで、全国にセキュレアの街が展開されています。
それぞれ違いはあると思いますが、セキュレアとはどのような街づくりされた分譲地なのか気になりますね、
ちなみに「SECUREA(セキュレア)」という名称は、「安心・安全」を意味するSECURE(セキュア)に、「ふれあう」の「れあ」を足した造語だそうです。
このセキュレアは、下記の3つのポイントでアピールされています。
2.「いえ力」:家に求められる基本的なニーズ。ハウスメーカーだからこその価値。
3.「まち力」:「人」「環境」「安全のつながり」を考えたグランドデザイン
まずは「とち力」です。
セキュレアはどのような土地に作られているのでしょうか。
それは、土地開発の専門部署により、素人にはわからない土壌汚染や地盤調査、造成管理を実施された土地です。
家の土台となる土地が徹底して調査されたものだと思うと、ダイワハウスさんへの信頼性も高まりますね。
そして「いえ力」です。
「家に求められる基本的なニーズ」とは何が思い浮かびますか?
耐震性や耐久性、断熱性など「丈夫で長持ちして快適で安心」と欲張りに聞こえるかもしれませんが、せっかくお家を買うのならそこまでこだわりたいし、とっても重要なポイントですよね。
「家に求められる基本的なニーズ」とは、「高い住宅性能」とハウスメーカーならではの高品質な設計「注文住宅品質」です。
もちろんアフターサービスも充実しています。
家は建てた後からが大事ですね。水回りや外壁など、色々メンテナンスが必要になります。
最長50年という業界屈指の長期保証がついております。
3つ目の「まち力」。
実際現地に訪れると、何に惹かれるかというと、この「まち力」ではないでしょうか。
緑が多く、電柱がない見通しのよい道路、隣の家との間隔がたっぷりとられているので、プライバシーも考えて作られたということを実感します。
このゆったりとした街並み、歩行者の安全を最優先に考えた街路計画は、小さいお子様やお年寄りがいらっしゃるファミリー層にとってはとても魅力的に映ります。
分譲住宅友の会〈セキュレアクラブ〉
今ご紹介したセキュレアをはじめ、分譲住宅をお探しの方は、ぜひこの分譲住宅友の会〈セキュレアクラブ〉に入会すると、家探しに役立つ情報など様々な特典が得られます。
・新規物件の情報がいち早く届きます
・会員対象のキャンペーンのご案内も届きます
・分譲地ご来場で初回のみプレゼントがご用意されています
分譲住宅友の会〈セキュレアクラブ〉についてはこちらから。
「SMA×ECO PROJECT」スマ・エコ プロジェクト
ここで、ダイワハウスの「スマ・エコ プロジェクト」というのをご紹介いたします。
これは、エネルギー自給自足を目指すための街全体でのプロジェクトです。、
つまり、毎日に必要なエネルギーを街自らで創り、蓄え、使うという新しい街づくりプロジェクトです。
毎日使うエネルギー、例えば電気がそうですね。
「スマ・エコ プロジェクト」の街では、それぞれの家や共用施設の太陽光発電で作られた電力を使用しています。
それを、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)で、今日どれくらい電力が作られたとか、電気やガスの使用量がモニターでいつでも確認することが出来ます。
街全体でというところがポイントですね。
見えないところで全体が一つになっている、それはただのご近所さんの集まりではなく、ともに暮らすコミュニティのような街ですね。
そしてこの、スマートコミュニティ「スマ・エコ プロジェクト」は、2013年「第10回エコプロダクツ大賞」において「エコプロダクツ部門国土交通大臣賞」を受賞しております。
「SMA×ECO PROJECT」の受賞評価コメントとして、下記のように書かれていました。
エネルギー自給自足へシフトしていくための街づくりのプロジェクトであり、共用部に設置した太陽光パネルの発電と蓄電池を組み合わせることにより、街にあるLED街灯、集会所冷暖房、電気自動車への電力供給が可能である点など、「街全体のエネルギー見える化」や「住民自身が関わる環境保護」の仕組みを取り入れている点を高く評価した。また、エネルギー消費削減率が上位の家庭に、カーシェアリングに利用可能なポイントを付与する仕組みも、楽しみながら省エネ意識を向上させる取り組みとして評価した。
(引用:ダイワハウスHP ニュースリリースhttps://www.daiwahouse.co.jp/release/20131126111922.html )
「スマ・エコ プロジェクト」について詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。
「SMA×ECO TOWN(スマ・エコ タウン)晴美台」(大阪府)
(引用:国土交通省HP http://www.mlit.go.jp/common/001219967.pdf より)
「SMA×ECO TOWN(スマ・エコ タウン)晴美台」は、2011年に作られた「SMA×ECO PROJECT」の第1弾の街で、2013年6月にオープンしました。
区画数は65区。
全ての住戸に家庭用リチウムイオン蓄電池や、ダイワハウスオリジナルのエネルギーマネジメントシステム「D-HEMS Ⅱ(ディー・ヘムス ツー)」、太陽光発電システムを搭載しています。
そして、街全体のエネルギーの見える化や集会場の屋根や地下式の調整池上にも太陽光発電システムが設置されています。
このように、まちの共有部分のエネルギー自給への取り組みや、住まい手自らが良好に街を維持管理するための組織を結成したり、地域コミュニティ活性化といった都市課題にも取り組んでいます。
このような取り組みが評価され、この「SMA×ECO TOWN(スマ・エコ タウン)晴美台」は、数々の賞を受賞しております。
ダイワハウスさんの分譲住宅は、とにかく街づくりに重点を置いていることがわかりました。
一度足を運んでみたくなりましたね。
大和ハウスの坪単価は高い?ほかのハウスメーカーと比較してみた。
注文住宅のダイワハウスの坪単価を見てきました。 規格住宅が比較的安価で55万~65万円、自由設計を掲げる注文住宅が70万~80万円が一つの目安ということが分かりました。 事例を挙げて解説していきます。 ...
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※こちらの記事の画像等はダイワハウスのホームページから引用しています。