そのため、分譲住宅の多くは同じようなデザインで設計されたり、中には価格を安くするために家の性能が注文住宅に劣ることもあるようです。
その点、積水ハウスの分譲住宅はオーナーの希望に合わせたデザインにするため、一邸一邸のデザインや佇まいが異なり個性を出すことができます。
まずは分譲住宅について詳しく見ていきましょう。
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分譲住宅とは
分譲住宅とは分譲地と呼ばれるところに建てられます。
この分譲地とは、不動産会社などが広い土地を区画整理して宅地用に販売している土地のことを指します。
インフラの整備はもちろんのこと、広大な土地であれば街づくりまで行われます。
すでに建てられた戸建ての「建売住宅」であれば、はじめから内見することも可能で費用も決まっているため、物件を決めやすく入居までの時間が短く済むことができます。
積水ハウスでも「建売住宅」の販売はありますが、分譲地にイチから戸建てを建てる家づくりが可能です。
分譲地の決まった区画に建てられるため、広さが決まっていて間取りなどが選べないというデメリットがありましたが、今回ご紹介の積水ハウスをはじめ、選べるバリエーションが増えているようです。
積水ハウスの分譲住宅のこだわり
■オーナーの個性と街並みの調和を大事にした佇まい。
オーナーの好きな色やデザインに応えるべく、「チーフアーキテクト」と呼ばれる設計士がかたちにしていきます。
そのため、多彩なカラーコーディネイトやテイストの違う住まいを作ることができ、分譲住宅にありがちな統一感重視ではなく個性を大事にした我が家を手に入れることができます。
また、分譲地の街並みの景観に自然と溶け込む調和のとれたデザインなので、一邸一邸が美しく整った綺麗な街並みの中で生活ができます。
■街並み一帯を美しく見せる「まちなみガイドライン」
緩やかな曲線を描く石畳の道路や、建物や外構、道路ぎわに積まれた石材、緑を植える場所まで、その土地の特性に合わせたルールを分譲地ごとに用意しています。
これにより、統一感のある洗練された街並みや、潤いや安らぎを感じる緑の中で生活することができ、豊かな生活を送ることができます。
また、夜道を照らす照明まで組み込まれているので、安全に安心して暮らすことができます。
■緑を近くに感じることのできる「5本の樹」計画。
「5本の樹」計画とは、自然と共生し、「3本は鳥のため、2本は蝶のために、日本の在来樹種を」という思いを込めて日本の気候風土に合わせた樹木を植えた庭造りのことです。
この取り組みはグッドデザイン賞の新領域デザイン部門を受賞しています。
この庭があることで、庭の木々を眺められる大きな窓や、内と外をつなぐウッドデッキ、色とりどりの木々が植えられた庭など、緑を身近に感じながら生活をすることができます。
緑を増やすことで生き物が生息しやすい環境をつくれるだけでなく、夏は強い日差しを遮ぎって葉の蒸散作用で涼しい風が入ってきて快適に過ごすことができ、冬は葉を落として日差しを住まいに取り込むことができて温かく過ごすことができます。
子供たちが自然と触れ合うことができ、そこから学ぶ力をはぐくみます。
■自然な距離感でご近所付き合いができる街づくり。
共用の広場を囲むように住戸が配置されていたり、ちょっと腰かけて話ができるベンチがあったり、自然と住民同士がコミュニケーションをとりやすい街のデザインで、コミュニティを活性化させる工夫がされています。
このコミュニティがあることで、防犯や防災面を強化することができます。
さまざまなイベントを通して交流を深めることも可能です。
■住むほどに愛着が深まる街並み。
春が待ち遠しくなるような桜並木や、植えられた木々の成長、時間と共に風合いを増す道路脇の石積みなど、「経年美化」により長く住むほど愛着がわく街づくりを行っています。
親から子、子から孫へ、永く受け継がれていく街づくりに取り組まれています。
緑豊かな綺麗な街並みの中で暮らすことができたら、心まで豊かになれそうですね。
自然とコミュニケーションがとれる環境なので、友達ができやすく、子育てもしやすそうです。
小さな子供やお年寄りがいても、地域の目が見守ってくれそうで安心ですね。