
気になるのは、その価格ですよね。限りある予算の中で実現可能かどうか。
どのぐらいの予算が必要か…。 悩みは尽きません。
ダイワハウスの価格について、いろいろと検証してみました。
鉄骨造のXevoシリーズとは
ダイワハウスの戸建で主力ブランドの「Xevo(ジーヴォ)E」を例に挙げます。
このシリーズは実際の建築事例も多く、同社の中心的なブランドの軽量鉄骨造です。
従来の鉄骨造は、フレームとなる鉄が外気を伝えやすかったのですが、外張り断熱でその欠点を克服しています。
【事例1.XevoE】
・構造:軽量鉄骨
・延べ床面積:35坪(115.5平方m)
・間取り:4LDK
・価格:3100万円(税込)
この事例では、特別なオプション設定は一切していません。
3100万円は付帯工事も含めた全ての総額になります。
もちろん、土地の形状によって、盛土・切土など、大規模な造成工事が必要なら相当分の加算になります。
一つの目安として、捉えてください。
3000万円の内訳とは
注文住宅を建てる場合、建物本体価格に目がいきがちです。
安いと思っても、実際はさまざまな付帯工事などで価格がはね上がっていきます。
目安として、建物本体価格の1.3倍前後を基準にしてみればいいです。
例えば建物本体価格が2000万円なら、総額で2600万円が基準です。
【事例1の3000万円の内訳】
・基礎工事:150万円 ・床材・クロス:100万円
・構造躯体工事:950万円 ・玄関・窓工事:150万円
・エクステリア工事:400万円 ・屋外給排水工事:150万円
・インテリア工事:400万円 ・火災報知・換気:100万円
・設備関連工事(水回り):150万円 ・設計費・手続き:100万円
・電気設備:100万円 ・その他:250万円
以上が大まかな内訳になります。
その他の項目は、資材搬入時に保安要員を雇う日当、近隣住民への工事着工のあいさつなども含まれます。
キッチンやバスルームなど、仕様をアップダウンさせることによって、100万円単位で価格が変わることもあります。