軒を連ねる大手住宅メーカーと比べて、高いのか安いのか。
住宅購入の際、デザインや間取りを決める前に、最も気になると同時に、一番大切なポイントが価格です。
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住宅価格は他の大手メーカーに比べて若干割安
住友不動産の戸建の価格は、地域の工務店に比べて10%前後高く、大手住宅メーカーに比べて10%ぐらい安くなることが多いです。
同仕様の住宅なら「地域の工務店→住友不動産→他の大手住宅メーカー」という図式になります。
住宅価格は仕様や設備などのオプションによって、数百万円単位で変動します。
このほか、付帯工事費も加算されます。
価格や坪単価が安く、お買い得と思っても、実際はこのような諸費用がかかり、結局は割高になったということもあります。
例えば住友不動産で全くの同規模、同オプションの戸建住宅AとBを建設しました。
Bは傾斜地のため、盛土が必要になった場合、Aの方が安くすみます。
住宅購入に関する価格には、さまざまな不確定要素が含まれているため、難しさもあります。
オプションの追加は良心的なメーカー
住宅メーカーは、家を売って収益を上げることを生業にしています。
当たり前ですが、住宅1軒を売って得られる利益に加え、付帯工事やオプションなどの諸経費からも、同じように利益を得ている場合もあります。
そんなことを言うと、住宅の原価がとても気になります。
結論を言うと、びっくりしてしまいます。
飲食店の利益率は10~20%に対し、住宅は40%と郡を抜いています。
3000万円の住宅の場合
※諸費用、オプションなどの工事を含めず
・工事原価:1800万~2000万円
・利益:1000万~1200万円
しかし、住友不動産は、オプションの追加や設定に良心的な住宅メーカーです。
付帯工事やオプション工事についても同様で、これが価格に表れていると言えます。