住友不動産はブランド力がある一方で、それほど高額な価格にならないのが魅力です。
主力ブランドの「J・アーバン」の建築事例で一体、どのぐらいの価格なのか調べてみました。
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購入しやすい価格帯は「J・アーバン」
「J・アーバン」は、住友不動産の主力ブランドだけに、実際にかなり多くの方が建てています。
オプションをつければ上限はありませんが、一般的な事例を中心に標準的な価格帯として挙げてみました。
【J・アーバンの主な価格】
価格 | 延べ床面積 | 主なオプション |
2,550万円 | 37坪 (122.1平方m) | 中庭(3坪) インナー・スカイバルコニー |
2,450万円 | 35坪 (115.5平方m) | 和室(6畳) マリオン・中庭 深基礎工事 |
2,300万円 | 36坪 (118.8平方m) | オプションなし |
2,180万円 | 40坪 (132.0平方m) | 中庭(3坪) インナーバルコニー |
2,100万円 | 36坪 (118.8平方m) | オール電化 リビング床暖房=キャンペーン価格 |
大手注文住宅メーカーで同様の仕様で比較すると、10~20%以上は確実に安いと言えます。
ローコスト住宅、近所の工務店と比較しても、遜色のない価格です。
とはいえ、品質・性能設備は段違いに住友不動産の方が上です。
大手メーカーでも派手な広告を打たない
品質でかなり洗練された注文住宅メーカーの住友不動産ですが、どうして価格を抑えることができるのでしょうか。
もちろん、企業努力によるものが一番ですが、住友不動産は大手のデベロッパーですので住宅・マンション・商業地など、多角経営している点もあります。
つまり、戸建住宅の利幅を抑えても、大規模開発で大きな利益を上げればいいわけです。
マンション供給数も日本一ですので、こちらも大きな収益構造になっています。
なので戸建住宅は高品質でありがら、購入しやすい価格帯が多いのです。
もう一つ理由を挙げるなら、宣伝やPR費にそれほどお金をかけていないことです。
テレビCM等では、有名タレントというよりも、これから成長しそうなタレントを起用しています。
広告費を最小限にとどめ、住宅価格への上乗せを極力抑えているのです。