・間取り図だけ見ても立体的にイメージしづらい
・無料でシュミレーションしたい
・自分で間取り図を作成するのはめんどくさい
という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
理想の間取りをイメージすることは楽しい半面、難しい選択でもあります。
建ててから「なんか違う、生活しづらい」と思わないためにできるだけの対策はしたいですよね。
今回は間取りを考える上での2つのコツと厳選した無料シュミレーションツールを具体的に紹介します。
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理想の家を作るには?間取り図の大切さとは
家を建てるもしくはリフォームする際に、理想の間取りって想像しますよね。キッチンが広くて天井は高くて窓は南向きで......など。
しかし理想だけを追求して家を建ててしまうと、生活しにくかったり居心地悪かったりと理想と現実のギャップが生じてしまいます。
家族とのコミュニケーションや家事の動線、収納の位置などご家庭のライフスタイルによって心地よい間取りは異なります。
どういう家庭にしたいか、将来どのように過ごしたいかを慎重に考えて間取り図を作ることが大切です。
間取り図に失敗しないコツ
間取り図をしっかり考えたつもりでも実際に生活をしてみるとやっぱり住みづらい、違った......と思うことがあります。
注文住宅だと3回は建てないと理想通りに行かないなんて言われることもしばしば。
しかし大金をかけて建てた家を「住みづらい......」だなんて思いたくないですよね。
家を建ててからでは大幅な内装の変更はできないため、なるべく相違がないように注意深く進めていく必要があります。
ここでは理想の家を建てるために間取りに失敗しないコツを紹介していきます。
コツ1:ハウスメーカーや設計士に1日の生活の流れを共有する
1日の生活の流れを細かく共有しプロに相談することも一つの手です。
細かく共有することで生活の動線を伝えることができ、より具体的なアドバイスを貰いやすくなります。
自由な設計が可能な注文住宅だからこそプロのアドバイスを聞き、生活しづらそうなところは再検討したほうが良いでしょう。
コツ2:未来をイメージしながら必要な収納を考えよう
図面だけでは高さがわからなかったり具体的に収納がどれくらい入るのかはわかりにくいです。
現在の収納スペースがどれくらいあるのかを知り、荷物の量を把握した上で収納スペースを考えると良いでしょう。
子供が大きくなったり自身の両親が一緒に住む可能性のある人は収納スペースを多く見積もっておく必要があります。
コツ3:水回りや音の伝わり方に注意
トイレや子ども部屋など音が響くような場所の隣は収納スペースや浴室にしたほうが良いでしょう。
寝室や書斎にしてしまうと排水音や子どもたちの声がどうしても気になりやすいものです。
面積の関係上、どうしても難しい場合は吸音材を壁の中に入れるなど間取り以外にも解決方法があるのでハウスメーカーにしっかり相談をしましょう。
間取り図を作成、シュミレーションできる無料アプリ厳選5選
以上を踏まえて間取り図を作成してみましょう。
多くの間取りシュミレーションアプリがある中で、実際に多くの人が利用している役立つアプリを厳選して紹介します。
Home Design 3D
ユニバーサルホームの間取り図シミュレーションサイトです。
Home Design 3Dはその名の通り、平面の間取り図だけでなく立体的に作成することが出来ます。
キッチンやバスルームの他インテリアなど豊富なサンプルがあり、頭の中でイメージしていたものをより現物に近い状態で確認することができます。
ルームプランナー:インテリアデザインのための3D間取り図
出典:App Store
▼iPhone
▼android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.icandesignapp.all&hl=ja&gl=US
家具メーカーのニトリやIKEAと連動しているためよりリアルなシュミレーションができます。
3Dでも確認ができ、模様替えやリノベーションにも役立ちます。
間取りTouch+
出典:App Store
▼iPhone
▼android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.icandesignapp.all&hl=ja&gl=US
間取りTouch+は画面タッチの簡単操作でシュミレーションができます。
1部屋ごとに編集でき、自由度の高い操作性から手軽に平面図にしたい方におすすめです。
Live Home 3D: インテリアデザイン、間取り図
Live Home 3Dは操作感が良く、直感的に動かせることが魅力です。
日本家屋向けに畳や襖もあり素材も豊富です。
スマートホームデザイン
スマートホームデザインは平面図を素早く作成でき、完成したものを3Dで確認することができます。
3D画像で書き出すことができるので家族やハウスメーカーや設計士にイメージを共有しやすいです。
間取り図を作成、シュミレーションできる無料Webサイト厳選5選
アプリやシステムを新たにダウンロードやインストールする必要なく、ネット上だけで完結するサービスも多くあります。
どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
そこですべて無料で使いやすい日本のサイトを5つ厳選しました。
タウンライフ
出典:townlife家づくり
希望に基づいた間取りを各注文住宅のメーカーが無料で作成、提案してくれます。
専門家ならではの意見をもらうことができ、メリットもデメリットも教えてもらえることが特徴。
業者と会うことなく間取り図を一斉に集めることができるため手間がかかりません。
マイホームクラウド
出典:マイホームクラウド
インターネットで図面を作成することが出来ます。
他の人が作った間取りを見ることができるため、参考にすることが可能です。
3Dボタン一つで立体的にも確認できるため大変便利です。
ユニバーサルホーム
出典:ユニバーサルホーム
ユニバーサルホームのノウハウが詰まった間取り図シュミレーションサイトです。
面積や部屋数などこだわりの条件を入力すると自分にあった間取り図が表示されます。
木の家$シュミレーター
自分で平面の間取り図を作成することができ、費用も一緒にシュミレーションができるサイトです。
仕様や設備、インテリアなど細かく設定することができます。
他の人が作った間取り図と建築費も見れるため参考にしながら自分の間取り図に反映させることができます。
カリモク家具3Dシュミレーター
出典:カリモク家具
カリモク家具のネット上で作成できる間取り図シュミレーターです。
既存のテンプレートや任意の間取り作成が可能で、お部屋の雰囲気を立体的に確かめることもできます。
塗装色や張地が簡単に変更できるので全体の雰囲気もイメージに合った形で作ることができます。
間取り図を作成、シュミレーションできる無料PCソフト厳選2選
こちらはパソコンにダウンロード、インストールして使用するソフトです。
無料で使用できますので安心してダウンロードしてください。
MacでもWindowsでも使用できるPCソフトを厳選してご紹介します。
Sweet Home 3D
ブラウザ上からオンラインで使用する方法とダウンロードしてパソコンにインストールして使用する方法の2種類あります。
平面図形を作成した後に3D表示も可能です。家具はもちろんのこと人も配置することができてとても面白いです。
Dream Plan ホームデザインソフト
出典:NCHsoftware
3D、平面図、図面の3種類で表示可能なシュミレーションソフト。
完成したデザインをJpegなどの画像ファイルで保存することができます。
お庭のデザインもすることができ、木や草花などの造園も簡単に作成できます。
間取り図をイメージして理想の家にしよう
冒頭でもお話したように間取り図は将来の住みやすさや生活のしやすさに大きく関わってきます。
無料の間取り図シュミレーションを使用することで理想の配置、生活動線をイメージすることができます。
具体的にイメージすれば家の間取りに関する大きな失敗は防げるのではないでしょうか。