ハウスメーカーはわかりやすさと手軽さが魅力
- 会社組織の規模が大きく実績もあり安心できる
- 何事もスピーディで明快
=規格型が多いので変更はオプション対応となることが多い
ハウスメーカーへの依頼するなら、こんな方がおすすめ!
- 手間、暇かけないでお任せしたい方
- 時間があまり取れない方
- オールインワン化粧品みたいに、何から何までサービスを受けたい方
ハウスメーカーで建てるメリットは
1. 信用のある会社で安心できる
ハウスメーカーは一般に会社の規模が大きく、社会的な信用度も高いので安心して依頼ができます。
2. 家のイメージがしやすい
住宅展示場が地域ごとにあったり、気軽に実際建っている住宅を見学できるとともに、カタログなども豊富にそろっているので完成後の家をイメージしやすいです。
3. サポートが充実している
住宅ローンや税理士をはじめとする資金面&税金面を安心サポートをはじめ、土地の購入から仮住まい、引っ越しにいたるまで、あらゆる家づくりのすべてにおいて、それぞれの提携先があり、さまざまなシーンで営業担当よりサポートを受けられます。
4. 対応実績が豊富
会社の母体が大きいため、多くの建築士、インテリアコーディネーターが在籍しているため、トータル的なデザイン構成力やセンスに優れているので、相談にたいしてのご提案がスムーズでわかりやすいです。
5. 各担当者の信頼度が高い
営業担当・設計担当・工事担当がそれぞれにしっかりと教育されていることからトータル的に安心してお任せできます。
6. 品質と施工が安定している
ハウスメーカーの住宅商品は耐久性などの検証が何度もされており、予測できない自然災害などにも強い家なので安心です。
7. 引き渡し後も安心
お引き渡しや入居後も定期的なアフターメンテナンスや長期保証などでサポート制度があるため住み始めてからのアフターケアも充実しています。
ハウスメーカーで建てるデメリットは
1. 自社商品の規格外は対応できない
自社で取り扱っている商品(家)以外に売ることができない、さまざまに描いた夢の家とマッチしていない場合など、、、
プラン、仕様などを自由設計でと依頼しても、いろいろな規制などがあるため想定よりも自由な設計にならない場合があります。
2. 価格設定が工務店より高い
一般的に工務店と比較してみると価格設定が高めとなっています。(多額な広告宣伝費用をはじめ、展示場経費や人件費などのコストがかかるため)
3. 見積もりの見やすさ
工事内容別に、一式見積もりが多くなり詳細内訳がわかりづらいと感じる方もいます。
4. オプションの追加費用
標準仕様から詳細打ち合わせして、標準仕様から変更すると追加費用がかかり予想よりも費用がかさむケースもあります。
5. 営業担当者との相性
ハウスメーカーだけにかぎらないが各社、利益大切→営業担当のノルマ→強引な営業となる場合もあります。
6. 各工程で担当が変わる
営業・設計・工事とそれぞれ分担制となり、家を担当するチーム(営業・設計・工事)の各担当者がしっかり引き継ぎされてないとオーナー様の要望が伝わりづらいと感じます。
7. 施工する下請け業者による技術差
ハウスメーカーの家を建てるのは、ハウスメーカーとタッグを組む下請け工務店のため多少の技術の差が出る可能性があります。
わかりやすさと手軽さを求めてハウスメーカーで
ハウスメーカーの家づくりは、数種類の標準仕様・規格に商品名をつけて設計変更やオプションを組み合わせてオーナー様の要望とすり合わせていきます。
標準仕様・規格を定めていることから、カタログや施工イメージが明確です。
できあがりのイメージをつかみやすく、ハウスメーカーではひとつの総合住宅展示場に違う仕様の住宅を建てているため同一メーカーで違いを見比べることも可能です。
標準仕様・規格のため、大量生産した材料を使用して商品のクオリティや価格を保っているので細かな要望にこたえられないことも少なくありませんが、工場生産の部材を使って工場で組み立てることからクオリティは一定の水準を保っており、工務店などと比較すると短い工期で済むのもハウスメーカーの強みです。
そして最大の強みとして、体系化されているアフターサービス。
長く住まう家だからこそ、入居後の不具合などにも対応してくれるのはとても安心です。これはハウスメーカーならではの体系化されたアフターサービス体制です。
工務店は地元に根付いた丁寧なオリジナル生産が魅力
- 地元に密着してアットホームである
- 施工における制約が少ないため、オーナーの要望を自由に取り込めるが一からすべてを決めていく大変さもある
工務店に依頼するならこんな方がおすすめ!
- 自分自身が一から家づくりを楽しんで進めていきたい人
- 大変だけど根気よく楽しめる人
- 外観・内装・住宅設備を自分自身でも調べたり探求心のパッションがある人
工務店で建てるメリットは
1. 引き渡し後のアフターサービスも丁寧
地元における口コミ紹介が大きい、地元での悪評がひろがると仕事ができなくなってしまうため、施工はもちろんですが引き渡し後のメンテナンスを含めた信頼関係づくりを大事にしています。
2. 専任担当が全工程をフルサポート
最初の窓口からお引き渡し→アフターサービスまで、ひとりが担当(その会社の代表・社長)となります。しっかりコミュニケーションが取れます。
3. 構造・工法等による規制が少ない
構造、工法や仕様などにこだわりがありますが、ハウスメーカーと比較すると施工上の制約は多くはありませんので、家づくりの要望希望が通ることが多いです。
4. オプションによる追加費用が少ない
ハウスメーカーのように標準仕様が多くないのでオプションで対応することは多くありませんので契約後の追加請求費用が少なくすみます。
5. ハウスメーカーに比べて価格が安い傾向
地元密着のため、広告宣伝費用や販売促進費用などなどに多額の経費をかけないことからハウスメーカーと比較すると価格が安くなる傾向があります。
工務店で建てるデメリットは
1. 対応範囲が少ない
多くの工務店では、大手ハウスメーカーと比較したら会社規模が大きくないことから施工できる範囲が限られてます。
2. 完成後がイメージしづらい
多くの工務店では、展示場やショールームなどありませんので、ハウスメーカーとの家づくりと比較して具体的な家のイメージをつかみにくいかもしれません。
3. 住まい関連のサポート力
税制や資金計画など直接家づくりに関わらないところのご提案力が難しいこともあります。
4. 得意不得意や時間的ロスが出やすい
少数スタッフにより、プラン提案や見積もり作成に時間がかることもあり、その工務店で得意・不得意のデザインや仕様設備があります。
5. 住宅設備など自分で調べる必要
展示場やショールームがないので、住宅設備などの選定などはオーナー様ご自身で探究することになりますので、手間・時間・労力が必要です。
6. 信頼できるか念入りに調査が必要
施工技術のクオリティは工務店によってピンからキリまでです。そのため工務店のクオリティは口コミや紹介で探すことになります。
7. ハウスメーカーと比べて保証などが弱い傾向
アフターサービスが体系化されておらず、長期保証が受けられない工務店もあります。
家づくりの過程も含めて自分たちだけの家を求めて工務店で
- 地域に密着した小さな工務店
- 大手ハウスメーカーの下請け工務店
- フランチャイズ型の工務店、展示場やショールームを運営する工務店
- 建て売り分譲を中心に請け負う工務店
- 公共事業も請け負う工務店 等々。
工務店とタッグを組んで家づくりをする場合は、建築予定地から近い工務店を探します。
どれにでもあてはまりますが、家づくり成功の秘訣として、担当者そして工務店自身との相性がとても重要です。
またその工務店が自分たちが建てたい家を得意としているかどうかを確認します。
得意・不得意のわかる質問をしてみます、たとえばこれまでに多く手がけている工法やもっとも多い新築価格帯、多く手がけている仕様について(省エネ・エコ・自然素材など)です。
多く手がけていることがその工務店の得意なことです。
時間に余裕をもってプランや見積もりをとります、また複数の工務店と比較する際は、事前に伝えておくことも大切です。
世界一つの個性を出そう!建築家は個性的設計デザインが魅力
- 建築知識が豊富でオーナーのこだわりを追求でき、オリジナル性のある建物ができる
- オーナーと施工者の間に入ってチェックや管理くれる、設計までの時間がかかることが多い
建築家で家を建てるならこんな方におすすめ!
- 個性的な建物を建てたい人
- こだわりを妥協したくない人
- 第三者が入って管理してもらいたい人
建築家で注文住宅を建てるメリットは
1. オーナーの利益重視で対応
建築家は、オーナー様の利益を最優先にした代理人となりえます。
2. 自由度が高く理想に近づけやすい
設計契約をすれば施工に関して制約を受けることはないです。
オーナー様のこだわり要望を追求した個性的な設計&デザインを提案してくれます。
3. 施工を管理・監視してくれる
オーナー様の代理人として、建築家のプロ視点で、予算の管理の管理やスケジュール管理、そして施工の監理をしてくれるためまかせて安心できます。
4. トラブルにも中間に入って対応
もし建築中の施工会社とトラブルがおきてしまっても間にはいってくれます。
5. 追加費用が少ない
詳細設計が完了後のお見積りのため、後からの追加費用となることが少ないです。
6. 施工後のリフォーム、増改築にも強い
施工図面の枚数も多いため、増改築の際便利です。
建築家で注文住宅を建てるデメリットは
1. 敷居が高く依頼しづらい
建築家=先生のイメージがあり、少々敷居が高く感じたりして気軽に相談しにくいです。
2. 設計費用が無駄になる可能性
設計契約をしないと詳細のお打ち合わせに入れず、相性やほかが合わない場合に設計料金が無駄になってしまう可能性があります。
3. 見積もりの正確さ
設計契約時にお願いした予算と詳細設計後の詳細見積もり金額が違う予算オーバーになるケースがあります。
4. 建築家のこだわり
オーナー様の家というよりも、建築家自身としての作品をつくられてしまう場合もあるようです。
5. 費用が高い
ハウスメーカー、工務店との家づくりと比較すると、建築費用が相対的に高くなります。
6. 時間がかかる
最低でも1年は完成までにかかり、また打ち合わせにも時間がかかります。
唯一無二?!の家づくりをしたいと思ったら建築家と
建築家と家づくりを考えたら、いろいろな建築家と会って話をしてみることが大切です。
建築家の得意不得意をつかみます、それには実例作品を確認したり、構造・工法については過去3年くらいの実績を聞いて確認します。
また、遠慮なくご自身がこだわるポイントについて話します。
遠慮はいけません。時間も要します。
これは、建築家のこだわりどころプランとデザイン力によるところおが大きいです。
打ち合わせ開始から着工までは少なくとも6カ月みて、引き渡しまでは1年くらいを要します。
基本的に建築家が作成するプランには著作権が存在します、それは建築家が一級建築士という国家資格で、プランを作成しその施工を監理することが仕事だからです。
兎に角、唯一無二の家を建てる覚悟なら労力時間をおしまず、いろいろな建築家と会って話をして我が家との相性があうかどうかを判断しましょう。