今回は、住宅展示場のモデルハウスに力を入れている、一条工務店の概要や坪単価、特徴をご紹介します。
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一条工務店の概要
一条工務店は、東京都江東区に本社がある、大手のハウスメーカーです。
拠点は沖縄県を除く全国約500箇所にあり、2020年度には戸建販売戸数で業界第一位となっています。
工法は、木造軸組構法やツーバイシックス工法で、注文住宅だけでなく、分譲住宅も展開しています。
「家は性能」というコンセプトで、実験や検証によりダントツの住宅性能となっています。その中でも住宅性能と価格を両立させており、コストパフォーマンスの良いハウスメーカーとなります。
テレビや新聞の広告をあまり行わず、住宅展示場の出展に注力し、住宅展示場のモデルハウス出展棟数は1位となっています。近年は、高気密・高断熱仕様の「i-cube」「i-smart」の販売・普及に努めており、蓄電池の採用率も業界第1位になるなど、安全性や快適性を考えた家造りも高く評価され、多数の賞を受賞しています。
一条工務店の坪単価
一条工務店の坪単価の目安は、50万円から80万円程度。木造ハウスメーカーの中では標準的で、鉄骨造も含めた住宅メーカー全体だと比較的リーズナブルな価格帯といえます。大手のハウスメーカーの中でも比較的お手頃な価格帯となりますので、比較する候補にも入れやすいハウスメーカーと言えそうです。
ただし、坪単価はあくまで注文住宅を建てる際の目安にすぎません。選ぶグレードやオプションによって大きく変わってきますし、土地の状況によっても変わってきます。
実際の価格を知るにはやはり見積もりを取ることが大切です。
一条工務店の特徴
一条工務店の特徴を簡潔に表すと、
- 高性能
- コストパフォーマンス
- モデルハウスが標準仕様
上記3点が挙げられます。
一点ずつご紹介します。
高性能
一条工務店では、東京大学をはじめとする大学や研究機関と連携し、数多くの実験を積極的に行なっています。それに基づいて建てた家は必然的に高性能な住宅となっています。
コストパフォーマンス
一般的に、高性能な家を求めると、コストは上がりがちになります。しかし、一条工務店は大手ハウスメーカーの中でも比較的手の届きやすい価格帯となっており、コストパフォーマンスの点でも優れています。それは、自社グループでの開発・生産を軸に行い、「品質を高めながらコストを軽減する」取り組みを行なっているからです。
モデルハウスが標準仕様
住宅展示場のモデルハウスは魅力的なものがたくさんあります。ただ、多くがオプションなどをふんだんに使った特別な仕様のもので、そのまま建てようとするとどうしても高価格になってしまいます。しかし一条工務店ではモデルハウスの仕様が標準仕様となっているため、実際にどんな家が建つかモデルハウスの時点でイメージがつきやすくなっています。
一条工務店の商品
GRAND SAISON(グラン・セゾン)
上級モデルのグラン・セゾンは、華麗さと重厚感を併せ持つ佇まいで、上質なデザインを纏う、ライフスタイル住宅です。
出展:一条工務店
i-smart(アイ・スマート)
i-smart は業界最高レベルの快適性能に機能美をプラスしたスマートデザイン住宅です。
出展:一条工務店
SAISON (セゾン)
格調高いヨーロピアンスタイルのセゾン。無垢材をふんだんに使用した上質な室内空間とレンガタイル貼りが魅力です。
Brillart(ブリアール)
南欧風のテラコッタ瓦屋根の家で、可愛らしい外観に惹かれる方も多い、ブリアール。坪単価は少し低めとなりますが、全館床暖房が標準装備となっていないため、導入すると高額になることも。
出展:一条工務店
今回は一条工務店についてご紹介しました。興味のある方はぜひ住宅展示場に足を運んだり、見積もりを取って見たりしてくださいね。