カーボンニュートラルに対応した住宅で地球に優しいだけでなく、ZEHよりも大容量の太陽光発電で家計にも優しい住宅です。
その特徴について見ていきましょう。
<関連記事>
「実際平屋ってどうなの?パナソニックの注文住宅「カサートX」について徹底的に調べてみた」
地球に優しい次世代住宅。LCCM住宅とは。
LCCM住宅とはライフ・サイクル・カーボン・マイナス住宅の略で、毎日のエネルギー消費だけでなく、資源の採取から住まいの最終処分まで長寿命化した、ライフサイクル全体を通したCO2排出量をマイナスにする住宅のことをいいます。
それにプラスして太陽光発電で創電することにより、環境に優しい住まいを実現させることができます。
また、太陽光発電は片流れ屋根に太陽光パネルを設置するため大容量の電力を確保することができ、ZEHよりも多い量のエネルギーを創ることができます。
蓄電池を使って電力を蓄えて災害に備えることができ、V2Hスタンドを追加すれば電気自動車の充電も可能です。
省エネ大賞を受賞した全館空調システム「エアロハス」
全館空調システム「エアロハス」は2019年に省エネ大賞を受賞し、ZEHにも対応したお財布にも地球環境にも優しい空調システムです。
各室に設置された温度センサーの情報により室温をコントロールして、一年を通して住空間全体を快適な温度に保ちます。
部屋ごとに温度の調整も可能であるため、家族の温度の好みに合わせることができます。
外気の取入れを床下のフィルターやHEPAフィルターなどを通して空気を綺麗にし、花粉やほこり、PM2.5などから家族を守ります。
花粉症の季節やハウスダストに敏感な人でも、ストレスなく生活することができそうです。
各部屋の温度差が少ないので、ヒートショックの心配も軽減できていいですね。
また、「家まるごと断熱」で天井や外壁だけでなく、基礎の内側まで断熱材をはっており、床下の地熱も活用しているので、断熱性に優れていて冷暖房の光熱費を削減できるのも嬉しいポイントです。
「カサートX 平屋LCCMモデル」の間取りの一例
①空間を区切ることができる子供部屋
子供が小さい時はワンルーム、成長したら二部屋に分けるなど、可動式の収納で簡単にアレンジすることができます。
②ファミリー収納
家族で使うことのできる大型の収納でモノをすっきり片づけることができます。
非常食や備蓄を保管するのも最適です。
③用途に合わせたワークスペース
リビングにはカウンター式のワークスペースを作り、子供を見ながら仕事をしたり、家事の合間に子供の勉強を見ることができます。
寝室の半個室のワークスペースは、リモートワークで集中したいときに役立ちます。
④すぐに手洗いができる洗面室
玄関の近くに洗面台を置くことで、自然と帰宅後に手洗い・うがいをする習慣が身につきます。
外のウィルスを家に持ち込むことがなく、衛生的です。
玄関も広いので、ベビーカーやアウトドア用品なども置くことができそうです。
窓が多くて開放的な間取りですね。
地震あんしん保証もある、安心の耐震構造
パナホームの住まいは地震に強い制震鉄骨軸組構造(HS構法)を採用しており、高層ビル建築で使われている制震技術を住宅用に開発したものです。
「座屈拘束技術」で建物のゆがみを抑える「アタックダンパー」は引張力を受けた時も、圧縮力を受けた時も耐力を発揮するので、スリップ現象などの恐れがありません。
そのため、大きな地震の後も安定した強度を保ち続けます。
その耐震性は、東日本大震災の築館波の1.2倍に相当する変形試験を180回繰り返してもほとんど性能が変わらず、一般ブレースが2回目の繰り返し加振でエネルギー吸収量が70%低下するのに対し、アタックダンパーは大地震に相当する変形を繰り返してもエネルギー吸収量は低下しませんでした。
さらに、「地震あんしん保証」の保証内容は以下の通りです。
・震度7(計測震度6.8以下)の地震まで対応。
・保証期間は35年間。
・保証限度額は5000万円まで。
・保険のような掛け金が不要。
・建て替えや補修を行い、パナホームが原状復帰。
一般的な地震保険では最大でも50%までしか保障がなく、残りの50%は自己負担になります。
日本は地震大国なので、未来の安心まで手に入りますね。