リクシルは「アイフルホーム」「フィアスホーム」「GLホーム」の3ブランドのFC住宅を展開。最初に「アイフルホーム」の価格を見ていきましょう。
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700万円台~、坪単価20万円台~のスモールプライス
まずは、アイフルホームの価格から見ていきます。
リクシルのFC住宅の中で、ローコスト住宅のポジションにいます。
若い世代の方もターゲット層になります。
フィアスホームやGLホームより、リーズナブルな価格設定になっています。
注目の価格帯は「i-Prime7」になります。なんと、700万円台~で、坪単価が20万円台~です。
「web housing」と呼ばれ、ネットで住宅購入者がプランを作成して、住宅をデザインします。
住宅展示場がないため、完成後には見学会などで協力することになります。
これほどまでのローコスト化が実現できたのは、次の7つの理由があります。
- インターネットでシミュレーション…設計を使わず、ネットでプランを作成できる
- フランチャイズシステム…組織力による商品開発の効率化
- LIXIL(リクシル)グループの商品を活動…グループの総合力を生かした建材、設備の提供
- 規格統一(プラン限定)…間取りの限定で発注業務などの効率化
- シンプルプラン…無駄を徹底的に省いたつくり込み
- 資材大量一括仕入れ…大幅なコストダウン化につながる
- 施工効率UP…施工の標準化により、施工効率がアップ
標準的な住宅の坪単価は40万~55万円
アイフルホームのこの他のシリーズでは、坪単価が40万~55万円になります。
ローコストのハウスメーカーの価格帯です。FCとしてのメリットである建材の大量購入ができ、1つ当たりの単価を下げることができるのです。
理屈は家電量販と同じです。
小ロットでの販売しかできない地域の電気店でテレビを購入するよりも、家電量販店の方がはるかに安いです。
もちろん、住宅にも同じことがいえるのです。FCのメリットは、消費者にダイレクトにはね返ってきます。