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そのため、多くの人が住宅ローンを利用して購入を決断します。
でも、ローンは上手に利用しないと、将来的に返済が困難になるリスクもありますよね。
この記事では、住宅ローンの基本的な知識と賢い借り方について解説します。
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住宅ローンの基本
住宅ローンとは、家を購入するために借りるお金のことです。基本的に、住宅ローンを利用する際には、金融機関(銀行や信用金庫、住宅ローン専門の金融機関など)から融資を受け、月々の返済を行います。ローンにはさまざまな種類がありますが、代表的なものは「フラット35」と「変動金利型」、「固定金利型」の3つです。
フラット35
「フラット35」は、35年間の固定金利型の住宅ローンで、金利が返済期間を通して変わらないという特徴があります。将来の金利変動を心配することなく、安定して返済を続けたい方に適しています。
*参考資料:
【フラット35】公式ホームページ
2023年度 フラット35利用者調査 住宅金融支援機構
変動金利型
変動金利型ローンは、金利が定期的に見直されるタイプのローンです。初めの数年間は低金利で借りられることが多く、返済額を抑えられることがメリットですが、金利が上昇するリスクもあります。
固定金利型
固定金利型ローンは、返済期間中の金利が変わらないタイプのローンです。金利が上昇しても返済額が一定のため、金利の変動を心配せずに安定して返済を続けられますが、最初の金利がやや高めのことが多いです。
住宅ローンを借りる際のポイント
住宅ローンを借りる際には、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。これらのポイントをしっかり理解することで、賢いローン選びができます。
1. 自分の返済能力を把握する
住宅ローンを借りる前に、最も重要なのは自分の返済能力を把握することです。年収や生活費、その他の支出を考慮して、無理なく返済できる金額を把握しましょう。住宅ローンの返済額が年収の25%以内に収まるのが理想的と言われています。
2. 返済期間を決める
住宅ローンの返済期間は、一般的には20年~35年が一般的です。返済期間が長ければ月々の返済額は少なくなりますが、総支払額は増えます。逆に、返済期間が短ければ月々の返済額は増えますが、総支払額は少なくなります。自分の生活設計に合わせて、無理なく返済できる期間を選ぶことが重要です。
3. 金利の種類を選ぶ
金利の種類には「固定金利型」と「変動金利型」がありますが、選択肢によってリスクが異なります。安定した返済を望む方は固定金利型を、金利の上昇リスクを受け入れてでも初期費用を抑えたい場合は変動金利型を選ぶと良いでしょう。金利は定期的に見直されるため、変動金利型の場合、将来の金利上昇に備えることも重要です。
住宅ローン選びで重要な費用
住宅ローンを選ぶ際には、金利だけでなく、以下の費用も考慮することが大切です。
1. 手数料
住宅ローンを申し込む際、手数料が発生することがあります。契約手数料、事務手数料などの費用が必要な場合があるので、契約前に詳細を確認しておくことが重要です。
2. 保証料
一部のローンでは、保証会社に対する保証料が必要です。保証料が高いと、その分ローンの総額が増えるため、返済総額をしっかり把握しておきましょう。
3. 団体信用生命保険
住宅ローンを契約する際に、多くの金融機関では団体信用生命保険(団信)への加入を求められます。これは、ローン契約者が死亡した場合に残りのローンを保険でカバーする仕組みです。保険料がローンに含まれている場合もあるため、これも確認しておくべき費用の一つです。
賢い住宅ローンの借り方
住宅ローンを賢く利用するためのポイントをご紹介します。これらのアドバイスを実践することで、将来の返済負担を軽減し、安心して家を購入することができます。
1. ローンの事前審査を受ける
住宅ローンを申し込む前に、事前審査を受けておくことが大切です。事前審査で、自分が借りられる金額や金利条件が分かるため、無理なく返済できる範囲内での購入を考えることができます。
2. 複数の金融機関で比較する
住宅ローンの金利や手数料は、金融機関ごとに異なります。できるだけ多くの金融機関のローン商品を比較し、自分に合った条件を見つけることが重要です。ネット銀行などは金利が低めで手数料も抑えられる場合が多いので、選択肢を広げることをおすすめします。
3. 返済計画を立てる
ローンを借りる際には、返済計画をしっかりと立てることが大切です。将来的に収入が変動する可能性がある場合は、繰り上げ返済を計画して早期に返済する方法も検討しましょう。また、返済期間中に収入が増えた場合は、返済額を増やすことで総支払額を減らすことができます。
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また、無理のない返済計画を立てることが、将来の生活の安定に繋がります。
住宅ローンを賢く借りて、理想の家を手に入れたいですね。