
実際の建築プランを挙げて、坪単価やトータルの価格がいくらになるのでしょうか。
住宅購入を決定するひとつの目安にしてください。
延べ床面積34坪で本体価格1700万円が目安
実際にトヨタホームで住宅を建てたユーザーの情報を基に、価格を検証することにします。
住宅建築には、付帯工事費やオプション、事務関連の諸費用など、トータルすると400万円~を目安に加算されます。
これを念頭に資金計画を立てることが重要です。
【HUGMI】(延べ床面積34坪=鉄骨ユニット工法)
・建物本体価格:1,700万円
▽付帯工事費用
・給水、排水工事:70万円
・ガス、電気引き込み工事:60万円
・地盤改良工事(調査も含む):110万円
・外構工事:150万円
・その他諸経費:100万円
合計=2,190万円(坪単価64万円)
HUGMIは、子育て世代を対象にしたシリーズで、比較的リーズナブルな価格帯で人気のある商品です。
リビングダイニングは、柱や仕切りをなくして、開放感のある広いスペースが特徴です。
トヨタホームでは価格の基準となるブランドといえます。
設備は標準仕様でも高いグレードを採用
トヨタホームは、他の鉄骨系プレハブのハウスメーカーに比べて、設備が少しグレードアップしています。
床の強度が高く、ピアノなどの重量物はほとんどのケースで補強が必要ないほどです。
1階の窓ガラスは防犯ガラスが標準仕様になっています。
その一方で設備関連は、既製品を使用しています。
キッチン、浴室、トイレなどの水回りは、住設メーカーの中の標準仕様を基準にしています。
特にこだわりがなければ、あえてグレードアップして価格が上がるよりも、そのままの仕様でも十分です。
予算が上がる要因は、設備関連以外に外壁の仕様変更も挙げられます。
住宅の大きさによって異なりますが、数百万円単位で変わってきます。
将来のメンテナンスを考えて外壁に投資するか、10年をめどに外壁塗装をするかの選択も重要になってきます。