一流芸能人を起用したテレビCMといえば、誰でも一度は目にしたことがあるはずです。
破竹の勢いを見せているタマホームの評判を探ってみました。
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ローコスト住宅という言葉を定着させたハウスメーカー
今でこそ、「ローコスト住宅」という言葉が住宅業界をはじめ、世間一般にまで浸透してきました。
しかし、20年ほど前にはこの言葉が浸透していません。
「安い家」「価格の安い家」でくくられるのが通常でした。
「安い家」でイメージするのが、欠陥住宅ではないでしょうか。
建材の質の悪さ、低レベルの現場の施工力など、一般的に負のイメージがつきまといます。
実際、多くの「安い家」ではこのような問題も起きていました。
1998年に設立したタマホームが、「安い家」のマイナス要素の強い評判を変えたハウスメーカーでもあります。
着実に販売戸数を増やし、21世紀に突入すると、「ローコスト住宅」というネーミングになりました。
この言葉から、もう、悪い住宅をイメージすることはありません。
評判が高まったのは価格と品質の絶妙なバランス
「安い家」を「ローコスト住宅」に昇華させたタマホームは、バランス感覚が絶妙です。
低価格で、そこそこの品質を提供してきました。
非常に曖昧な定義ですが、実はこれが住宅づくりにおいて難しいことなのです。
タマホームよりも安いハウスメーカー、高品質なハウスメーカーは山ほどいます。
しかし、低価格と品質の2つで及第点を取れるハウスメーカーは、極端に減少します。
一方に偏らない企業の方針が、多くのユーザーの指示を受け、評判につながっているのです。
タマホームの基礎や建物本体は、かなり丁寧につくられ、構造自体もしっかりしています。
震災に重点を置いた住宅づくりがトレンドですが、他社では価格を考えるとやや過剰な面も目につきます。
キッチン、浴室、洗面台などの設備も、標準仕様でかなり上質です。