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一条工務店で平屋を建てたら坪単価はいくら?平屋のメリット・デメリット。

一条工務店の平屋 メリット、デメリット

家を新築する時、まず頭に思い浮かべるのは2階建てではないでしょうか。
周りの家を見回してみても2階建てが多いですよね。
でも、一条工務店で家を建てる人の中には、平屋を選択する人が相当数います。
しかも、一条工務店の営業さんは平屋を勧めたがることで有名!
実は、平屋には2階建てにはない魅力がたくさんあるのです。
でも、平屋は注意しないと後で後悔することも。

後悔しないためにも、メリット、デメリット、色々調べて、納得して進めましょう!!

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平屋のメリット

 1.階段がなく、バリアフリー住宅を建てやすい

家は一生涯住むもの。
高齢者になった時のことを考えると、階段の昇り降りがない平屋は、高齢になっても住みやすい、優しい家だと言えます。
また、階段のない平屋をバリアフリー設計で建てれば、さらに安心できます。

建築費用を考えても、階段とホールに必要なスペースは約4~5畳だと言われているので、その分を削ればお得になります!

2.大容量の太陽光パネルが載せられる

一条工務店と言えば大容量の太陽光パネルを載せられることで有名。
搭載率は80%超。これは住宅業界№1の数値です。
10kwを超える大容量を載せられるのは、屋根一体型のソーラーパネルだから。
ただ、太陽光発電の売電価格は年々下がっていますし、デメリットもたくさんあるので、載せるかどうかは慎重に判断してください

 

3.地震に強い構造になる

日本は地震大国なので、住まいの耐震性は気になる所。
平屋は2階建てにくらべて建物の重心が下にあるので、地震に強い住居になります。

ただ、一条工務店のHPでは以下のようになっているので、どのタイプでも安心ですね。

一条は、代表的な商品だけでなく、実際に販売するすべての商品タイプで実験を行っています。2階建て、3階建て、1階がガレージのタイプなど、あらゆる構法、あらゆる建物で実験を実施。どの商品タイプを選ばれても、地震に強く、安心であることを実証しています。

4.家族のコミュニケーションがとりやすい

平屋の特徴は同じフロア内にすべての生活スペースがあること。

当然、家族で顔を会わせる機会が多くなるので、コミュニケーションが自然と増えます。

5 後々のメンテナンス費用がお得

住まいは、建てたら終わりではありません。
何年かに一度、業者によるメンテナンスが必要になってきます。
平屋で立てれば、2階建てのような足場を組む必要がないのでメンテナンス費用がお得になることも。

平屋のデメリット

1.坪単価が約1万円程度高くなる

一条工務店の場合、同じ床面積の平屋と2階建てで比較すると、平屋の方が坪単価が1万円も高くなると言われています。
具体的には、アイスマートで建てた場合、
2階建てだと59万円
平屋にすると60万円
と、1万円アップすると言われています。

ちなみに、平屋の方が坪単価が高くなる主な理由は2つ。

・基礎工事の面積が広くなる
・屋根が大きくなるから

一条工務店では坪単価は、建てる家が大きくなるに従って、下がる傾向にあります。また、坪単価は契約時期や地域、家の大きさによって違ってきます。平屋の強み(階段の削除など)をどれだけ活かせるかが、安く済ませるポイントになります。

2.広い土地が必要

2階建てだと半分の土地の大きさで良いのが、平屋だとすべての部屋を1階にもってくるため、広い土地が必要になってきます。
当然ながら土地が安い地域なら平屋を建てることができますが、土地代が高い都心部ではゆったりとした平屋を建てるのは困難となります。

 

3 プライバシー確保の問題

2階建ての場合、寝室などのプライベート空間を2階に配置している場合がほとんど。
平屋だと全ての部屋が1階になるので、周囲の視線が気になるようになる場合もあるようです。
また、家族間のお互いのプライバシーが確保しずらいということもあるかもしれません。

 

4.日当りの悪い部屋ができる

平屋の大きさが大きくなるほど、外の光が届かないスペースが多くなります。
特に平屋の中心部は、日当たりの確保が難しくなっています。
中庭を作ったりや天窓を付けたりすると明るくなりますが、建築コストが上がることになります。

 

5 防犯上の不安

1階部分が多くなるので自然と窓も多くなり、泥棒にとっては侵入しやすくなります。
ただ、一条工務店の場合、

防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシが標準装備となっていますので、その辺は少し安心かも。

参考:「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」

対応商品:アイ・スマート、アイ・キューブ、セゾン、セゾンA、ブリアール、百年

外気温の影響を受けにくい高性能樹脂枠に加え、
断熱性能の高い特殊な金属膜をコーティングした2枚の「Low-E ガラス」と
高い強度の「防犯合わせガラス」という3層構造。
断熱による省エネ性と、防犯性能による安心を兼ね備えた窓です。

出典:一条工務店HP https://www.ichijo.co.jp/technology/element/sash/

6 太陽光発電のリスク

メリットで大容量の太陽光パネルが載せられると書きましたが、太陽光発電は日が当たらないことには成立しません。
平屋は高さが低い分、周りの影響を受けやすくなります。
建てた時には十分な日差しがあっても、何年か後に周りに高い建物が立ち、まったく日が当たらない可能性も考えられます。
太陽光パネルは決して安い買い物ではないので、採用には注意が必要です。

 

一条工務店で平屋を建てる場合の間取り

平屋の間取りを考える時には、上で書いたメリット・デメリットに気をつけて考える必要があります。

実際には、以下のことに気をつけると良いのではないでしょうか。

・採光や通風を確保する
・動線を考える
・プライバシーを確保する

1 採光や通風を確保する

平屋は周りの建物に影響されやすいので、高い建物が周りに建っても良いように、明るさや通風を十分に確保することが重要。

具体的には、天窓や高窓を多く取り入れ、各部屋を明るく風通しの良い部屋にすることが大切になってきます。

2 動線を考える

すべての部屋が1階にある平屋は動線も短くてすむので、掃除など家事も楽になります。

動線を考えて、廊下を出来る限り減らすことで、さらにコンパクトで暮らしやすい家が実現できます。

3 プライバシーを確保する

平屋の間取りで良くある失敗は、

・リビングの隣に寝室を作ってしまい、家族間の生活時間帯のずれにより音が気になる。
・水回りが通りに面して、外からの視線が気になる。

など。

これらを解消するには、家の内部の音漏れや、外からの視線に気をつけた配置が重要になってきます。

 

以上のことに気をつけて納得できる家造りをしていきましょう!!