坪単価×建坪で、おおよその住宅の価格が決定します。
ダイワハウスの坪単価は、他の住宅メーカーと比べてどうなのでしょうか。
そんな疑問にお答えするべく、解説していきます。
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規格住宅の坪単価は比較的安価な価格帯
ダイワハウスは、規格住宅のラインナップが他の住宅メーカーに比べて充実しています。
そもそも、規格住宅というのは、間取りや設計の大枠が決められていて、施主の意見や要望で通りづらいものです。
その半面、坪単価が安くなります。
坪単価の安い規格住宅の特徴
▽メリット
- 安価で高性能
- 打ち合わせの回数が少ない
- サイズや大きさが決まっているので、あらかじめ家具などを選びやすい
▽デメリット
- 設計や間取りの変更がきかない場合がある
- 個性を出しづらい
- おもしろみがない
ダイワハウスの規格住宅の坪単価は、55万~65万円が一つの目安になってきます。
注文住宅のトップレベルのブランドですが、規格住宅では意外とリーズナブルといえます。
土地の形状にそれほど注文のない方は、規格住宅もおススメします。
大和ハウスの坪単価は高い?ほかのハウスメーカーと比較してみた。
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ダイワハウスの規格住宅とは
坪単価の安いダイワハウスの規格住宅は、豊富なラインナップがあります。
一番、手っ取り早い方法は、分譲住宅で購入することです。
分譲住宅の特徴
▽メリット
- 土地に建物が建っている状態が多いため、現物を確認できる
- 土地の購入、住宅の購入という手間暇がかからないため、スムーズにいく
- 設計と実物のイメージが違うことがない
▽デメリット
- 希望の場所やデザインなど一切、選択できない
- モデルハウスとして使用されることも多く、全くの新築というわけではない
それでも、坪単価でみれば、はるかに安くダイワハウスの戸建を購入できる可能性があります。
ライフジェニックとは
ダイワハウスの「ライフジェニック」は、Webサイトを通じて販売する戸建住宅商品です。
2019年11月から発売で、沖縄県を除く全国対応になっています。Webサイトで6つの質問に答えるだけで、ライフスタイルを診断。その結果に基づき、外観スタイルやインテリアデザインを提案します。家づくりの打合せを簡潔にし、簡単に家づくりができるようになっています。
パッケージ化した内装品や設備などのお勧めのコーディネートパターンを用いることで、家づくりにおける打合せを効率化して、価格も、最低価格1,978万円(税込)を実現しながら、太陽光発電パネルなどを搭載することにより、標準仕様でZEHを達成できます。
標準仕様も充実しています。
- 30年メンテナンスフリーの外壁
- 太陽光発電搭載
- エコジョーズ
- 足元からポカポカ。床暖房採用(LD)
- 1階は防犯ガラス
- 厳選されたおしゃれな照明
- 便利な宅配ボックス(クロネコと提携。無人配達受付可)
- テレビドアホン
- ハイドア採用(天井までのドアで開放感アップ)
手軽に手頃な価格で、となるとデメリットが心配になるかもしれませんが、注文住宅に比べて自由度が低くなることが大丈夫であれば、充分すぎるメリットがありそうです。
ライフジェニックのライフスタイル診断による家づくり
ライフジェニックのライフスタイル診断による家づくりのステップをご紹介します。
- 6つの質問に回答し、ライフスタイル診断
- 「ライフスタイル診断」結果に基づいた住まいの提案をもとに、水回り設備、間取りを決定
- 概算価格を参考に営業担当者と打ち合わせ&契約
とてもシンプルなステップですね!どんな家が自分たちに合っているのか、まだ漠然としたイメージしかない方や、家族で一度話し合い、吟味してから相談したい方にも良さそうです。
ライフジェニックの4つのライフスタイル
ライフジェニックには、Find Naturally(ファインドナチュラリー)、Urban Rugged(アーバンラギッド)、Brilliant Days(ブリリアントデイズ)、Feel Wind(フィールウィンド)の4つのライフスタイルがあります。
Find Naturally(ファインドナチュラリー)は、丁寧に、自然に、心地よさを大切にする暮らし。
Urban Rugged(アーバンラギッド)は、シンプルな中にこだわりを。洗練されたアーバンな暮らし。
Brilliant Days(ブリリアントデイズ)は、楽しく、特別に。日々を自分好みに彩る暮らし。
Feel Wind(フィールウィンド)は、自由に、気ままに。自然を楽しむ暮らし。
2021年4月発売、ライフジェニックダブリューとは
「Lifegenic(ライフジェニック)」のバリエーションを拡充した、「Lifegenic W(ライフジェニックダブリュー)」は都市部をターゲットに、建物が近接する密集地や旗竿地にも対応できる敷地対応力に加え、近隣からの目線に配慮。光・風の採り方にも工夫を施し、快適な都市での暮らしを実現した木造戸建住宅商品です。
沖縄県・一部地域を除く全国対応で、価格も、2,035万円(税込)からとなっています。
また、「ライフジェニック」および「ライフジェニックダブリュー」では、時代に対応して、快適に在宅勤務ができる「テレワークスタイル」を選択可能としたほか、ウイルス等をリビングに持ち込まないよう、動線に配慮したことに加え、家族全員で家事をシェアできる「家事シェアハウス」を選択できるようになっています。
なかなか対面での打ち合わせのハードルが高いこの時期でも、Webサイトを通じて簡単に家づくりができるのは魅力ですね。
1からの家づくりは大変そうだし・・・分譲住宅もちょっと・・・という場合はこのような選択肢も良いのではないでしょうか。
※こちらの記事の画像等はダイワハウスのホームページから引用しています。