鉄骨やALCコンクリート・ヘーベルを使い耐久性が高く、優れたテクノロジーや制震技術で、地震などの災害に強いことが特徴です。
また、総合防災力「トータルレジリエンス」という考えのもと、旭化成グループが一体となり、早期にお客様サポートの上、復旧工事から保証対応まで行っています。
復旧のサポートには「LONGLIFE AEDGiS」という独自のシステムで、地震発生から短い時間で建物損傷の予測を行って緊急度の高い場所へ優先的にサポートしています。
このような取り組みが評価され、へーベルハウスはジャパンレジリエンスアワードを5年連続で受賞しています。
徹底した災害対策を行っているへーベルハウスの住まいはどのようなものか、詳しく見ていきましょう。
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重鉄×制震の耐震性で地震に強い
■重鉄制震・デュアルテックラーメン構造
強靭な柱と梁で支える重鉄構造と、独自の制震フレームで建物を地震から守る構造です。
大梁と重鉄柱が高力ボルトで強固に剛接合しており、独自の接合システムで特殊な高力ボルトのみで柱と梁をつなぐことで、大地震に対する強さを保ちつつ、空間を広く使うことができます。
<独自の制震・耐震技術>
高純度の鉄を使った独自の制震技術で地震の際の揺れを吸収し、地震の揺れから住まいを守ります。
・アダプティブジョイント
地震発生時に梁の動きを逃がすことで揺れを抑える制震技術です。
制震フレームと梁を接合している「アダプティブジョイント」が、地震における梁の上下変形を逃がして、柱や基礎にかかる鉛直方向の力を低減させます。
・極低降伏点鋼
粘り強い変形能力に富む特殊鋼材「極低降伏点鋼」が、地震エネルギーを効率よく吸収して熱に変えることで地震から家を守ります。
・フレキシブルジョイント
十字になった柱脚と4本のアンカーボルトが地震の揺れをいなし、その大部分を制震デバイスに負担させることで、基礎に過大な力が加わることを防止します。
■ハイパワード制震ALC構造
高強度の柱と梁に加えて、高性能の制震フレーム「 ハイパワードクロス 」を組み合わせた独自構造で地震の揺れから住まいを守ります。
<独自の制震・耐震技術>
・ハイパワードクロス
少ない部材で確実な強度を発揮し、通し柱を必要としない「梁勝ち構法」で構造安全性を確保しながら、高い設計対応力を実現しています。
制震デバイスが地震エネルギーを吸収して高い耐震性を発揮し、損傷を抑える特性を持ちます。
・強靭な建物の骨格
十分な厚みを持った角柱と大きな断面の梁で高い強度があり、1本あたりが負担できる荷重が大きいため、空間を自由にデザインできます。
・極低降伏点鋼
上記の「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」でも使われている制震技術。
地震が起こると極低降伏点鋼が粘るように変形し、地震時のエネルギーを効率的に吸収します。
・変形が小さい制震フレーム
斜材と横材の組み合わせにより座屈を抑えて中央連結部にある極低降伏点鋼に地震力を伝達することで、制震技術を支えています。
制震技術があるため、揺れを軽減することができ、家具の転倒などの被害も抑えることができそうです。
燃え広がらない耐火性で火事に強い
・火事が発生しても燃え広がらない防火対策
家の中で出火してしまっても、内装の下地に採用している不燃性の石膏ボードが隣室への燃え移りを抑止します。
さらに、床へーベルが床の燃え抜けを防ぐため、火災の拡大を防ぎます。
・鉄骨が避難経路を確保する。
柱や梁、階段が鉄骨でできているために燃えにくく、いざという時の退路を確保することができます。
・ファイヤーストップALC壁構法
厳しい耐火実験をクリアした国土交通大臣認定の耐火構造部材の「ALCコンクリート・へーベル」は高い耐火性を誇ります。
内部に豊富な気泡と、気泡をつなぐ無数の細孔があるため熱を伝えにくく、火災の際でも爆裂を防ぎます。
表面を加熱して温度を上昇させ続けても、裏面温度は木材の発火危険温度である260℃を大きく下回ることが確認されています。
火災による損失も少なく済みそうです。
地震が起こっても二次災害を防ぐことができます。
高い防水性能で雨風に強い耐水性
・防水性が高い外壁塗装「ロングライフコート」
雨漏りの原因の7割は壁が原因だそうです。
へーベルハウスでは塗装を3層も行い、雨水の侵入を防御して防水しています。
・屋上に高分子系防水シートを施工して防水
高分子系防水シートの強度をさらに高めた独自の防水シートを採用。
日射熱による伸縮や地震によるズレに配慮しており、強度が高いので耐用年数30年を実現しておりメンテナンス性にも優れています。
浸水しないので家の耐久性も高いまま維持してくれそうです。
優れた断熱性で快適に過ごすことができる。
ヘーベルハウス独自の住環境シミュレーションシステム「ARIOS」でプランニング段階で、日照、日射、通風、採光を科学的に検証しているため、日照や採光、室温などが計算されています。
上記でもご紹介した「ALCコンクリート・へーベル」と旭化成が独自開発した高性能断熱材「ネオマフォーム」を組み合わせた二重構造で断熱性が高く、1年を通して快適に過ごすことができます。
万が一災害で停電が起こっても、外気からの影響を最大限に和らげます。
また、太陽光発電システムで創電すればZEHも可能なので、電力を蓄電していざという時に備えることができます。
制震技術があるので、余震が続いても不安を和らげてくれますね。
太陽光発電で創電できれば、災害時であっても普段と近い生活をすることが可能かもしれません。
※こちらの記事の画像等はへーベルハウスのホームページから引用しています。