ですが、聞いたことのある会社だけでも10社くらい、小さな会社も含めると日本全国で何万社とあり、どれを選んだら良いか迷ってしまうことも。
今回は、おすすめハウスメーカー25社の特徴とその坪単価を比較していきます。気になっているハウスメーカーは載っているでしょうか?
<関連記事>
【最新】2024年 ハウスメーカー 坪単価 ランキング トップ20 。ローコスト+省エネ。
予算内で良いハウスメーカーに出会うために
まずは、予算内で良いハウスメーカーに出会うために、必ず確認したい箇所を5ステップでご紹介します。
Step1.事前準備 予算を算出
ハウスメーカーを選ぶ際に最初にすべきことは予算を決めることです。世帯の預貯金・収支を確認して、頭金はどのくらい用意できるか、ローンが必要か、必要なら月いくらまでなら無理なく支払っていけそうなのか明確にしましょう。
より正確なシミュレーションをしたい場合は、お金のプロであるファイナンシャル・プランナー(FP)に相談してみるのもよいでしょう。
Step2.事前準備 木造?鉄骨?工法や構造で絞る
ハウスメーカーの中にも、木造に強いハウスメーカーと鉄骨に強いハウスメーカーがあります。
それぞれの特徴を踏まえた上で自分の希望と照らし合わせて絞っていきましょう。
木造
木造住宅は最も一般的な工法です。古くから日本で取り入れられている工法のため、多くの家が木造で建築されています。有名メーカーもほぼ対応しており、選択肢も幅広くなります。建築費が抑えやすいため、ローコスト住宅でも取り入れられています。
鉄骨
価格よりも特に安心感を重視したい方は鉄骨造を検討しましょう。鉄骨造の最大の利点は施工精度が高いところです。工場で部材を作ってしまい、現場では組み立てるだけというプレハブ工法を採用しているので、できあがる家のクオリティが左右されにくくなっています。ただし、取り扱っている会社が大手ハウスメーカー主となり、費用が高額になりやすい点に注意が必要です。
Step3.事前準備 間取り・予算・デザインなど、こだわりを決める
家を建てる際には、家族の要望を取りまとめるのも大切です。いざハウスメーカーに依頼しようとしても、家族の間で意見がバラバラですと、打ち合わせもスムーズにすすみません。家の間取りや仕様についての要望をある程度決めておきましょう。
金額を抑えたいという方はローコスト住宅も検討してみましょう。ローコスト住宅メーカーの場合は特徴がはっきり出ますので、希望どおりの家を建てるなら、その条件に合う会社かどうかを見極めることが特に重要になります。一定以上の品質で、サービスも充実して・・・という場合は大手を選択した方が最終的には後悔しないという場合もあります。
Step4.ようやく比較! 契約は間取りと仕様を決めて相見積もりを取ってから!
予算や工法、条件譲れない条件をもとに3から5社程度まで絞れたら、各社に間取りと見積もりを依頼しましょう。提案依頼をするときは、同じ金額・間取り・要望を伝えるのが大切です。そうしないと比較することができません。
また、建物本体だけでなく家づくりの総額が記載された「資金計画書」を提案してもらうのがポイント。家を建てるには、工事費に加えて外構工事・付帯工事・地鎮祭・地盤改良などたくさんの費用が必要になります。それら全ての総額が記載されているのが「資金計画書」です。
各社の見積もり、プランや仕様が手元に揃ったら、自分たちの予算に合っているか・要望が反映されているかを比較して契約するメーカーを選びます。それでも迷うようであれば、より信頼できる担当者がいるメーカーを選ぶのがおすすめです。
Step5.決まらない場合は、営業担当の対応・信頼性を考慮して
営業担当の対応では、約束・期日を守るなど基本的なことはもちろんのこと、自分達の要望をきちんと理解して反映してくれるか、できない場合にはその理由まで伝えてくれるか、などに気をつけて選んでいきましょう。知識が豊富な営業担当者に出会うことにより、思っていた以上の家を建てられる場合もありますし、逆に、合わない担当者だと後悔することもあります。
営業担当者は、家づくりの打ち合わせ、契約、工事、また、その後も含めると長いお付き合いになりますので、じっくり見極めましょう。信頼関係のある営業担当者が、家づくりのすべての段階で立ち会ってくれるのが理想的ですね。
2022年 おすすめハウスメーカー25社の概要&坪単価
アイフルホーム
木造建築の「アイフルホーム」はLIXILグループのハウスメーカー。特徴的なのは、全国でフランチャイズ展開している点です。フランチャイズ経営というと、コンビニなどを思い浮かべる方が多いと思いますが、本部が管理することで、全ての加盟店が同じ商品を同じ価格で提供できるという利点があります。坪単価の目安は30万円〜65万円で、ローコストハウスメーカーと言われるだけあって手頃な価格設定となっています。
家づくりでは、時代にあった家づくり、「より良い家」を目指しています。
耐震にも力を入れており、その性能は耐震等級3に相当すると言われています。
アキュラホーム
アキュラホームは埼玉県発祥で、主に関東、中部、近畿地方において、木造のローコスト住宅を提供してるハウスメーカーです。
「品質も価格もあきらめない」と謳われているように、安全性・耐久性に優れた、高品質で適正な価格の住宅を提供しています。長期優良住宅の基準もクリアし、ZEHへの対応も可能です。
坪単価の目安は40万円〜88万円と言われています。
イシンホーム
「ゼロエネルギー自給自足の家」を謳うイシンホームは木造住宅のハウスメーカー。
初期費用0円で太陽光発電などの設備が標準装備。高熱費の上昇する時代に生活不安を解消する家を提案しています。
坪単価は35万円〜78万円と言われています。
一条工務店
全国展開の大手ハウスメーカー「一条工務店」。キャッチコピーの「家は、性能」の通り、性能にとことんこだわった木造住宅が魅力です。
2020年には注文住宅の受注実績No1となっており、多くの方が評価しているハウスメーカーです。標準仕様で高性能な上、なんといっても、モデルハウスがそのまま標準仕様として建てられるので、余計な出費の心配が少なく、暮らしのイメージを立てやすい点も魅力的です。
坪単価は45万円〜87万円と言われています。
クレバリーホーム
クレバリーホームは木造住宅を中心に全国展開しているハウスメーカーです。「見た目も、暮らしも、美しく」をモットーに、外壁タイルが選べるのが魅力的です。外壁タイルは、商業ビルなどにも使われるメンテナンス性、耐久性に優れたものが標準仕様となっています。他にも、独自の工法によって高い耐震性が標準となっているところもポイントです。省エネ基準を超える高気密・高断熱性能もかね備えています。
坪単価は38万円〜79万円と言われています。
スウェーデンハウス
北欧系の輸入住宅を、北海道から九州まで、全国で提供するスウェーデンハウスは、オリコン顧客満足度調査ハウスメーカー注文住宅部門で何度も1位を取っている顧客満足度の高いハウスメーカーです。「100年住み継いでいく家。高気密・高断熱。家族を守る強い家づくり」をコンセプトとしており、頑丈で高性能な家が特徴です。
標準仕様で長期優良住宅に対応しており、断熱・気密性にも優れています。24時間熱交換型換気システムも備わっており、クリーンな空気を保ちます。また、アフターサービスも50年間の無料定期検診システムを採用しており、建てて終わりとならない点も評価につながっているようです。
坪単価は70万円〜100万円と言われています。
センチュリーホーム
「センチュリーホーム」は、茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県など、関東を中心に展開している木造住宅のローコストハウスメーカーです。
「安くてよい家を作る」を目標に、広告費・人件費などの無駄なコストをカット。一方で、高耐震・高断熱にもこだわり、高機能な住宅を提供しています。坪単価は30万円〜60万円と言われています。
セルコホーム
カナダの輸入住宅に特化したメーカーの「セルコホーム」。カナダ風の住宅デザインや間取りが大きな魅力です。
工法は、ツーバイフォー工法で、建材は良質なカナダ産の木材を使用しており、多様なデザインと高い住宅性能が両立する点が強みとなります。
坪単価は45万円〜85万円と言われています。
タマホーム
Happy Life Happy Homeのタマホームは、全国展開で「良質低価格」にこだわるメーカーです。
適正価格で提供するため、多くの場合、中間に現場管理会社などを入るところを直接管理することで、コストカットを実現しています。
メインとなる「大安心の家」は、ベストセラー商品で、長期優良住宅認定基準に標準仕様で対応しています。
坪単価は36万円〜69万円と言われています。
トヨタホーム
自動車でおなじみのトヨタグループが展開する「トヨタホーム」。鉄骨造に対応するハウスメーカーです。住宅の品質と60年の長期保障というアフターサービスにより、長期間、安心できる暮らしを提供します。
鉄骨構造ならではの大空間・大開口で、開放的な間取りが実現します。標準の使用で耐震等級3をクリア、スマートハウスにも対応しています。
パナソニックホームズ
「パナソニックホームズ」は家電で有名なパナソニックの子会社で、鉄骨住宅をメインにしているハウスメーカーです。
「安心・快適が続く住まい。」を提案しており、耐震性では、大地震や繰り返しの地震にも強い構造体で、自由な間取りを実現できる点が大きな特徴となっています。また、全館空調システムやZEHに対応により、省エネ・創エネ性も優れています。
坪単価の目安は55万円〜92万円と言われています。
ミサワホーム
全国対応可能な「ミサワホーム」はご存知の方も多い、大手ハウスメーカーです。木造、鉄骨だけでなく、ビルなどにも使われる、鉄筋コンクリートの家にも対応しています。
そこに住む家族を、その暮らしを、環境を、そして日本の心をも「育んでいく」というビジョンをもとに、より高品質で資産価値の高い住まいを実現することを目指しています。
耐震性では、独自の制振技術を駆使した家は1回の巨大地震だけでなく、繰り返す余震まで考えられています。
省エネ性能では、ゼロ・エネルギー評定制度の第1号を受けており、今までの環境に対する負荷をなくすという視点からさらに進んだ、環境に対する負荷をなくし、さらに貢献するという視点へシフトしています。
坪単価は65万円〜90万円と言われています。
ヤマダホームズ
「未来を豊かに変えていく良質な住まい」を届けることを目標とするヤマダホームズは、ご存知の方も多いヤマダ電機グループに所属しています。
優れた強度と耐久性、住まいの60年サポートなどの長期保障、吹付断熱・遮熱シートにより夏は涼しく、冬は暖かい住まいを実現します。
坪単価は50万円〜100万円と言われています。
レオハウス
「レオハウス」は木造住宅をメインのローコストハウスメーカーで、ヤマダホールディングスグループに属しています。設立は比較的新しい会社ですが、オリコンの「金額の納得感」で3年連続1位を取るなど、着実に実績をあげています。
地震に強い家づくりを目指し、オリジナルの制震システム"L-SAV"も導入しています。
坪単価は37万円〜95万円と言われています。
ユニバーサルホーム
木造軸組構法を採用する「ユニバーサルホーム」は、フランチャイズ展開でほぼ全国での施工に対応しています。「床」にこだわっており、1階全面床暖房が標準装備となっていて、快適な生活を実現します。床下が砂利とコンクリートで密閉された床暖房は、湿気を溜め込まずカビの発生を防止。加えて砂利が振動を分散するため耐震性にも優れています。
坪単価は47万円〜70万円と言われています。
三井ホーム
キャッチコピー「憧れを、かたちに。」を謳う三井不動産グループの三井ホーム。ハイグレードな木造住宅を全国で展開しています。
オーダーメイドの注文住宅は、専任スタッフと一緒に設計していきます。美しく、実用性を備えた住宅は、耐震・断熱・耐久性どれをとっても高い水準にあり、長期間にわたって安心・快適に住める家を提供してくれます。
坪単価は50万円〜98万円と言われています。
三菱地所ホーム
「三菱地所ホーム」は首都圏と大阪、兵庫で展開しており、木造・ツーバイフォー工法を独自技術で進化させた「ツーバイネクスト構法」を採用しているため、耐久性・耐震性が高い上、大空間・大開口が実現できるなど、設計自由度も高いところが特徴です。
また、全館空調システム「エアロテック」は1台のコンパクトな室内機で、24時間365日家中すみずみまで換気します。
坪単価は70万円〜100万円と言われています。
住友不動産
住友グループの住友不動産は、ビルやマンションのデザインを設計に活かしており、高いデザイン性でグッドデザイン賞を多数獲得、デザインにこだわりたい方も注目のハウスメーカーです。
確かな技術力で地震にもしっかり備えることができます。ZEHが標準仕様であったり、高級マンションのような高品質な設備が標準仕様で備わっているのも魅力点となります。
坪単価の目安は、50万円〜92万円と言われています。
住友林業
名前の通り、木造住宅の代表格ともいえる大手メーカー「住友林業」。全国展開となっています。
専任チームによる自由設計が可能で、設計満足度97.9%(自社調べ)となっていることからも納得のいく提案が期待できそうです。
木にこだわり、その魅力を最大限に引き出す設計、ビッグフレーム工法による高い耐震性、また、断熱性、耐久性にもこだわりを持っています。
坪単価は木造の中では高価格帯となり、80万円〜103万円と言われています。
Daiwa House
ダイワハウスは総合住宅産業として全国で営業する大手ハウスメーカーで、ハイグレードな木造住宅、鉄骨造住宅が特徴です。
最新の技術により、耐久性、耐震性が高く、長期保証にも対応しており、長く住み続けられる家を建てることができる一方で、建築時の費用は高額になりがちです。高い住宅性能・手厚い保証などを求める方には魅力的なハウスメーカーとなります。
坪単価の目安は53万円〜196万円と言われています。
日本ハウスホールディングス
「日本ハウスホールディングス」は全国対応。何と言っても、檜を使用した住宅が特徴です。
ホームページなどでも檜について詳細に記載し、こだわっていることがよくわかります。独自技術を用いた檜の家は、耐震性能で最高等級である3をクリア。標準仕様で長期優良住宅の基準も満たしています。住宅メーカートップクラスの断熱性能もあり、快適な家を建てることができそうです。
坪単価は55万円〜94万円と言われています。
旭化成ホームズ|ヘーベルハウス
鉄骨造のハイグレード住宅をメインに、関東より西を中心に展開している大手ハウスメーカー「ヘーベルハウス」。CMで見たことのある方も多いのではないでしょうか。
鉄骨造の特徴を活かした「ロングライフ住宅」をキャッチコピーに、長く快適に暮らせる家、自由度の高い空間設計が特徴です。また、初期保証は30年、無料点検は60年実施する「ロングライフサポート」があるのも嬉しいですね。
坪単価は65万円〜104万円と言われています。
桧家住宅
ローコストで木造住宅を建てられる「桧家住宅」。オリジナルの全館空調システム「Z空調」をはじめ、断熱材「アクアフォーム」により、エコで快適な住まいを実現しています。
坪単価は40万円〜65万円と言われています。
セキスイハウス
全国対応の大手ハウスメーカー「積水ハウス」。圧倒的な年間供給戸数を誇っています。ハイグレード住宅がメインで、木造と鉄骨造どちらにも対応しています。
営業担当者は建築に関する専門的な知識を備えていることが多く、一級建築士をはじめプロの専任スタッフが設計を担当。自由設計が可能で、新居への希望をしっかり叶えてくれます。
独自の技術で高い耐震性、耐久性を実現しており、躯体の初期保証も30年と、しっかりとられている点も注目です。
標準仕様で長期優良住宅認定基準もクリアしています。
坪単価はおおよそ74万円〜133万円と言われています。
セキスイハイム
大手ハウスメーカーの「セキスイハイム」は、全国での施工に対応しており、ハイグレードな鉄骨住宅を提供しています。
独自のユニット構造、ボックスラーメン構造により、強さと柔軟さを兼ね備えており、60年以上安心して快適にすみ続けることができる住まいが特徴です。
坪単価は60万円〜90万円と言われています。