また、車だけでなく、家の売却や、引越しの場合にも一括サービスはあります。
このように、一括サービスは良くも悪くも誰もが一度は耳にしたことがあり、利用したこともある方も多いのではないでしょうか。
今回は、注文住宅での間取り・見積りの一括サービスについて、調べてみました。
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一括サービスを利用するメリット＆デメリット
メリット
- 同じ条件を何度も入力する必要がない
- 申込は短い時間で済ませられるので、忙しくて時間がないという方でも手軽に利用することができる
デメリット
- 地域によっては提携業者が少なく、一括サービスを利用する意味がない場合がある
- インターネットでのやりとりだけでは思い通りの間取りにならないこともある
「タウンライフ家づくり」の一括サービス
今回は、「タウンライフ家づくり」で一括サービスを試してみました。
出典：townlife家づくり
利用方法
タウンライフのホームページで以下の依頼スタートをクリックします。
STEP01 要望を選択
- 家を建てたい都道府県と市区町村
- 希望世帯・希望階数・住む予定の人数
- 間取りの希望（○LDK、広さなど）
- 土地の有無
- 敷地法令調査の希望の有無
- 予算
- 敷地図や土地画面の画像の添付（任意）
- その後、氏名、住所（建設予定地と現住所が異なる場合は建設予定地）の入力
- メールアドレス、電話番号の入力
STEP02 問い合わせする会社を選択
STEP01で入力した情報を基に、資料請求できる会社が表示されます。
今回は１６社表示されました。
もちろん、その中から選んで資料請求することもできますし、まとめて資料請求することもできます。
STEP03 完了
3日ほどで間取りや見積りが送付されます。
体験をしてみた感想
実際に体験してみた感想では、とても簡単！の一言に尽きます。
基本的な事項は選択が主になりますので、入力が苦手な方でも利用しやすいですね。
ただ、より具体的な間取りが欲しい場合は、なるべく詳細な条件を入力したり、実際にやりとりをする必要はありそうです。
どの程度の情報が得られるか
残念ながら、全ての会社が間取り図と見積書を送付してくれる訳ではありません。
間取り図が届かないメーカーの言い分としては、「具体的にお聞きした上で資料を作成したい」ということのようです。その辺りは、ハウスメーカー次第となります。そこで、より具体的に話をしていくのか、それとも誠意が感じられないということでお断りするのかは判断のしどころとなります。
また、送られてくる間取りは、ハウスメーカーと具体的な打ち合わせをせずに作成したプランとなりますので、完成度はそれなりとなります。ただ、一方通行とはいえ、こちらの希望を伝えて作成してもらったものですので、検討材料の一つにはなります。例えば、２社以上の間取り図を比較することによって、どちらのハウスメーカーの方が自分の要望の意図や真意を理解して汲み取ってくれるかを判断することができます。
その他の一括サービス提供サイト
「タウンライフ家づくり」以外にインターネット経由で間取り図を提供してくれるサービスは以下のようになります。
HOME4U 家づくりのとびら
「HOME4U家づくりのとびら」はNTTデータスマートソーシングが運営している一括資料請求サービスです。間取り図や資金計画書、土地提案などはタウンライフ家づくりと同様に行えますが、特徴としては、ハウスメーカーへのお断り代行を行なってくれるサービスがあるところです。
LIFULL HOME'S
ライフルホームズの特徴としては、ハウスメーカー数の豊富なところです。とりあえず一括でカタログが欲しいという場合は、ライフルホームズの無料カタログをお取り寄せを利用されると良いかもしれません。
まとめ
一括サービスは、前述にもありますように、全ての会社が直ぐに間取り図と見積書を送付してくれるわけではありませんし、無料サービスとなりますので、過度な期待は禁物となります。
ただ、興味のあるハウスメーカーに一括で依頼できるという点ではとても使い勝手が良いサービスとなりますし、複数の会社に間取り図を作成してもらうことで、同じ要望からここまで違うプランになるんだ！という驚きを感じることもあるでしょう。
何事でもそうですが、家を建てる場合には特に、事前の調査が大切になります。そのためのツールの一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
