
その分、期待と同じくらい、さまざまな心配ごとがつきものです。
今回は、家を建てる前に注意すべきチェック項目を、ひとつの記事にまとめてみました。
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まずは「理想の暮らし」のために検討するポイント
✅ 家族で過ごすリビングはどのくらいの広さが心地良い?
✅ 子どもが成長したら部屋数やレイアウトはどう考える?
✅ 毎日の身支度を快適にするために、水まわりの動線はどうすべき?
✅ 希望の地域で土地と建物のバランスを取るにはどうしたらいい?
✅ 安心して暮らすための周辺環境や地盤のチェックポイントは?
✅ ライフスタイルに合う住まいは注文住宅と建売住宅、どちらが適している?
✅ 無理のない返済計画で家を建てるための予算はどう立てる?
このようなことを曖昧なまま計画を進めてしまうと、後になって「こうしておけばよかった…」と悔やむ結果につながることも。
まずは「理想の暮らし方」から間取りと設備選びすると、解決しやすいです。
そのため、最初に考えるべきは、「どんな生活を送りたいか」というビジョンです。
次のような質問を通じて、暮らしの軸を整理してみましょう。
✅ 家ではどのような時間を大切にしたい?(家族との時間、趣味、仕事など)
✅ 毎日の生活の流れに、どんな工夫があると快適?
✅ 休日の過ごし方は?(外出派か、家でゆっくりしたい派か)
✅ 今の仕事や勤務形態は将来的にも変わらない?
✅ 10年後、20年後にどんなライフスタイルを想定している?
✅ 現在の住まいで感じている不便な点は?
こうしたことを明確にしていくと、自分たちにフィットしたレイアウトや仕様が見えてきます。

土地選びのポイントと見落としやすい注意点
どんな場所に家を建てるかは、暮らしの質を大きく左右します。
土地探しにおいては、立地の面やコストの面から、優先順位をしっかり整理することが大切です。
ライフプランやご家族の働き方を踏まえ、何を重視すべきかを整理しましょう。
土地選びで見逃しがちなチェック項目:
✅ 敷地の傾斜や段差(造成費用に影響)
✅ 昼夜の交通量の違いや交通機関の利便性
✅ 夜間の街灯の有無や周辺の雰囲気
✅ ごみステーションの管理状況
✅ 近隣の建物の老朽化状況
✅ インターネットの通信環境(特に在宅勤務に重要)
これらのチェックを怠らないことが、住んでからの満足度を大きく左右します。
理想的な土地は、すぐに他の人に取られてしまうかもしれません。
機会を逃さず、すぐに動けるように、住宅ローンの仮審査は早めに済ませておきましょう。
優先順位がしっかりとしていれば、現地で確認するときもスムーズに行えます。

焦らず一歩ずつ、自分たちの理想に向かって着実に進めていきましょう。
災害や震災への備えとして気をつけたいこと
日本は地震や台風、洪水など自然災害が多い国です。
だからこそ、住まいづくりの段階でしっかりとした対策を講じておくことが重要です。
以下のようなチェックポイントを参考に、災害に強い家づくりを目指しましょう。
✅ 地盤調査を必ず行う:
建物の耐震性を左右するため、軟弱地盤の場合は地盤改良が必要になることも。
✅ ハザードマップを確認する:
洪水・津波・土砂災害など、エリアごとのリスクを事前に把握。
✅ 耐震等級を確認・比較する:
新築住宅では耐震等級3が最も高い基準。地震に備えるなら要チェック。
✅ 非常用備蓄スペースを確保する:
食料・水・簡易トイレなどの保管場所を最初から設計に組み込むと安心。
✅ 非常時の避難動線を意識した間取りに:
複数の出入口を設けたり、懐中電灯や防災グッズをすぐ取り出せる収納を考えておく。
✅ 屋根材・外壁材の耐風・耐火性を確認:
強風や火災への対策として、素材選びも災害対策の一つです。
✅ 停電・断水時の備えとして太陽光や蓄電池の検討も:
ライフラインが止まったときの対策を考えておくと安心。

防犯対策で気をつけたいこと
家を建てるうえで忘れてはならないのが「防犯対策」。
空き巣被害やトラブルから家族と財産を守るために、次のポイントを意識しておきましょう。
✅ 死角の少ない間取りを心がける:
外から見えにくく、侵入されやすい場所を減らす工夫を。
✅ センサーライトや人感照明を設置する:
暗い時間帯の不審者接近を抑止する効果があります。
✅ 防犯カメラや録画機能付きインターホンを導入する:
目に見える防犯対策は心理的にも有効。
✅ フェンスや塀の高さとデザインを工夫する:
登りにくい構造や外から見通せるデザインに。
✅ 窓・玄関ドアの防犯性能をチェック:
ガラス破りやこじ開けに強い素材や鍵を選びましょう。
✅ スマートロックや警備システムの導入を検討する:
最新の防犯設備はリモート管理が可能で安心です。
✅ 近隣との良好な関係を築いておく:
地域の目があることで防犯効果が高まります。
