今回はモデルハウスの購入に関するメリットや購入の際の注意点について紹介します。
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「モデルハウスをお譲りします」
といったお得感のある新聞の折込広告を見たことがある方もいるかもしれません。
マイホームの購入を検討されている場合、選択肢のひとつとして、販売しているモデルハウスを探すということがあります。
すでに間取りも決まっているため一から考える必要がなく、展示品の家具家電がそのままついていることもあるなど、お得にマイホームを手に入れられるチャンスですが、購入の際には注意も必要です。
モデルハウスとは
モデルハウスとは、マイホームの購入を検討している方に向けて展示されている、いわば“見本用”の住宅です。
マイホームの建設を検討している方が具体的な住まいのイメージを持てるよう、間取りや設備などを実物と同じように建築しています。
「住宅展示場や、分譲地の一画に建てられているもの」というとイメージが湧くのではないでしょうか。
写真や図面だけではわからない細かな部分を直に見て確かめることができ、住まいのイメージを体感できます。
また、建設を担当するハウスメーカーによる特徴や違いを知ることができるので、どういった構造にしたいのか、どういった性能を重視したいのかなどを考えるよい機会となり、オーダーする会社選びや比較にも役立ちます。
モデルハウス購入のメリットは?
1. お得に購入できる
モデルハウスはもともと見本用物件として、多くの方が見学に訪れることを前提に建てられているため、一般的な住宅よりもリーズナブルな価格帯で売り出されます。
また、販売のための宣伝用物件となるため、一般的なものよりもグレードの高い設備を採用していることも多く、通常より安い費用で高いグレードの住宅を購入できる場合があります。
2. 家具・家電付きの場合も
ハウスメーカーによって異なりますが、インテリアコーディネーターがその家に合ったものを考えているおしゃれなインテリアが購入時にそのまま譲り受けられることがあります。
3. 住んでからのイメージが湧きやすい
注文住宅などでは、実際に完成したときに「イメージと違う」ということもあります。
ですが、モデルハウスは、すでに家として完成しているため、自分で新たに間取りを考える必要がなく、住んでからのイメージが湧きやすくなります。
モデルハウス購入の注意点は?
1. 厳密には「新築」ではない
モデルハウスは建築後、時間がたってから販売されます。
例えば、住宅展示場にある物件は建築から3~5年後、中には10年近く経ったものもあります。
分譲地にあるモデルハウスは建築後、見学期間を含めて1年後に販売されたりします。
通常、新築というと「新しく建築された家」「未入居の家」を意味しますが、例外として「建築工事完了日から1年以上経過しても未入居な家」は中古として扱われます。
そのため、厳密にはモデルハウスは新築にはならないのです。
また、多くの人が見学に訪れているため、経年による傷や汚れがあることもあります。
2. 間取り・設備を選べない
好みやライフスタイルに合わせた間取りや設備の自由が利かないので、こだわりがある方にとっては合わない可能性があります。
また、豪華な家具やインテリアがついているというメリットがある半面、自分にとっては不要だと感じる設備がついていることもあります。
3. 住宅展示場のモデルハウスなら「モデルハウスに合った土地」が必要となる
住宅展示場に建てられているモデルハウスならば、自分で土地を準備しなければなりません。
住宅展示場のモデルハウスは、平均的な戸建住宅よりも間取りが広いことも多いです。
それに見合うだけの敷地を自分で準備しなければなりません。
プラン変更が可能な場合もありますが、単に面積だけでなく、間取りの形に合った形状の敷地を準備する必要があります。
セキスイハイムのリユースハイム
セキスイハイムは役目を終えたモデルハウスをユニット単位に解体してリユースハイムとして再利用販売価格で販売しています。
こちらは間取りも変更可能になります。
例えば、2020年10月では、市原ドマーニ展示場のモデルハウス1棟モデルプランで税込2100万円で抽選販売されています。
魅力的なことも沢山あるモデルハウスの販売ですが、「安い」「豪華な設備」ということだけで購入を急ぐと、後から「こんなはずではなかった」となることもあります。
メリット・デメリットを十分に理解したうえで、購入を検討していきたいですね。