
それでも「安くて質が高い」住宅を選びたいというニーズは変わりません。
本記事では、「坪単価の安さ」よりもむしろ、「そこに住む価値」に注目。
価格ランキングとは違う観点で、人気メーカーのおすすめポイントをまとめます。
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値上がりで坪単価の「価値の見える化」を考える
近年、原材料価格や人件費の高騰が住宅建築にも影響し、2025年には多くのハウスメーカーで坪単価が値上がりし、上昇傾向にあります
ローコスト帯(35~60万円)でも、価格据え置きではなく、下限価格が徐々に上がってきているのが実情です。
一方で、70万円前後のミドル帯のメーカーでは、標準仕様に高性能断熱や創エネ設備を搭載することで、坪単価の上昇でも性能を伴った「値上がり」と位置づけられる傾向があります。
消費者側では、「安さ」だけでなく、「坪単価×性能のバランス」を重視した比較・検討がますます重要になっています。
坪単価のランク別の人気ハウスメーカーの例
坪単価別にランクをまとめることで、価格帯の傾向が見えてきます。
①ローコスト(約40~60万円):
合理的に家を建てたい初めての新築や若い世代向け。また老後のための新居として検討されることも。
②ミドル層(60~80万円):
デザインや断熱、省エネ性能を求めるファミリーに最適
③ハイグレード(85万円以上):
断熱性、高耐震、デザイン、創エネ設備を網羅した仕様を求める層に
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①ローコスト:コスパだけじゃない「機能の標準化」を探す
■タマホーム
ローコスト住宅の代表格。広告費削減や大量仕入れによるコストカットで、坪単価50〜60万円台から建築可能。
ZEH水準の断熱性能、耐震等級3相当を確保しつつ、オプションで太陽光発電や省エネ設備を追加可能。
若い世帯や初めてのマイホーム層に人気で、価格と性能のバランスが良い。
平均価格はローコスト帯ながら、スキップフロアや高気密断熱仕様の自由設計モデルを展開。
選択肢を適切に絞ることで、「性能重視の家も“安い価格帯で可能」という柔軟さがあります。
■アイ工務店
注文住宅の自由度とコスパを両立。プランの柔軟性が高い。
標準で高気密・高断熱仕様に加え、制震ダンパーを採用。間取りの自由度も広い。
大手メーカーより安い坪単価ながら、設備や構造で「ワンランク上」を感じられる。
■ユニバーサルホーム
独自の「地熱床システム」により、冬でも足元から暖かい快適な住環境を提供。
全館床暖房が標準装備、災害に強い「無垢材の家づくり」が特徴。
寒冷地や子育て世帯から支持され、ランニングコストを抑えやすい。
■アキュラホーム
「ローコストでも高性能」を掲げる。耐震・断熱・省エネに力を入れつつ、コストを抑える独自ノウハウあり。
木造軸組工法+最新の制震技術を採用し、自由設計に対応。
地域密着型でサポートが手厚く、安心感がある。
②ミドル層:価格帯+αで理想を追う
■クレバリーホーム
外壁タイルを標準仕様で採用し、メンテナンスコストが抑えられる。
高耐久タイル外壁+ZEH対応仕様。初期コストはやや上がるが、長期的にお得。
高級感と将来の修繕費削減を重視する層に人気。
ミドル価格帯でも、タイル外壁+ZEH相当断熱+耐震等級3という構成で「価格に見合った見た目と性能」を重視。
坪単価が値上がりする中でも、価値が伴う価格帯を狙いたい人におすすめです。
■一条工務店
業界トップレベルの断熱性能(UA値0.25以下)、光熱費ゼロに近づく住まい。
全館床暖房・高性能樹脂サッシ・太陽光+蓄電池まで標準に近い形で提供。
長期的に「光熱費を抑えたい」「災害時も安心したい」層から圧倒的支持があります。
■住友林業
木造注文住宅のトップブランド。
国産材や無垢材をふんだんに使用し、自然素材志向に強い。
BF(ビッグフレーム)構法により、大開口や自由設計が可能。内装デザインも高級感あり。
木の質感や温もりを重視し、デザインにもこだわる層に人気があります。
■セキスイハイム
工場で約80%を完成させるユニット工法。現場誤差が少なく、工期が短い。
鉄骨ユニット+太陽光発電を得意とし、スマートハウス対応。
品質の均一性と保証の長さで安心感が高いです。
③ハイグレード:高価格だがそれに見合った高い価値を狙う
■積水ハウス
「イズ・シリーズ」などの鉄骨住宅で有名。大開口・大空間を実現しながら、耐震性・耐久性は業界トップクラス。
断熱性能にも力を入れており、ZEH水準を超える「グリーンファーストゼロ」仕様が標準化されている。
アフターサービスは最長30年保証+有償メンテナンスで最大60年まで延長可能。
■パナソニックホームズ
独自の「制震鉄骨軸組構法」を採用し、地震エネルギーを効果的に吸収。
パナソニック製の家電・住宅設備が標準で統一され、スマートホーム化との親和性が高い。
全館空調システム「エアロハス」により、快適な室内環境を維持しながら省エネ性能も確保。
■ミサワホーム
「蔵のある家」に象徴される大容量収納と空間設計が人気。
南極昭和基地にも採用された耐寒・耐久性能を住宅に応用。
木質パネルによる高気密・高断熱の外壁で、ZEH対応住宅も標準化が進んでいる。
■スウェーデンハウス
北欧仕様の高断熱・高気密住宅。特に三層ガラスの木製サッシ窓は業界最高水準の断熱性能を誇る。
室内の木質感あふれるデザインと自然素材の活用で、健康的な住空間を提供。
50年保証システムがあり、長期的な資産価値の維持にも強い。
