ハウスメーカーの評判・価格や間取り、坪単価まで比較。良い家をローコストで安く建てるノウハウ満載。

トヨタホームは延べ床面積34坪で本体価格1700万円が目安

注文住宅のトヨタホームの価格帯は、他社との競合が激しい中にいます。

実際の建築プランを挙げて、坪単価やトータルの価格がいくらになるのでしょうか。

住宅購入を決定するひとつの目安にしてください。

<関連記事>
2023年秋新作の「SINCE CODE(シンセコード)」とトヨタホームならではの災害対策。

延べ床面積34坪で本体価格1700万円が目安

実際にトヨタホームで住宅を建てたユーザーの情報を基に、価格を検証することにします。

住宅建築には、付帯工事費やオプション、事務関連の諸費用など、トータルすると400万円~を目安に加算されます。

これを念頭に資金計画を立てることが重要です。

【HUGMI】(延べ床面積34坪=鉄骨ユニット工法)
・建物本体価格:1,700万円

▽付帯工事費用
・給水、排水工事:70万円
・ガス、電気引き込み工事:60万円
・地盤改良工事(調査も含む):110万円
・外構工事:150万円
・その他諸経費:100万円
合計=2,190万円(坪単価64万円)

HUGMIは、子育て世代を対象にしたシリーズで、比較的リーズナブルな価格帯で人気のある商品です。

リビングダイニングは、柱や仕切りをなくして、開放感のある広いスペースが特徴です。

トヨタホームでは価格の基準となるブランドといえます。

 

設備は標準仕様でも高いグレードを採用

トヨタホームは、他の鉄骨系プレハブのハウスメーカーに比べて、設備が少しグレードアップしています。

床の強度が高く、ピアノなどの重量物はほとんどのケースで補強が必要ないほどです。

1階の窓ガラスは防犯ガラスが標準仕様になっています。

その一方で設備関連は、既製品を使用しています。

キッチン、浴室、トイレなどの水回りは、住設メーカーの中の標準仕様を基準にしています。

特にこだわりがなければ、あえてグレードアップして価格が上がるよりも、そのままの仕様でも十分です。

予算が上がる要因は、設備関連以外に外壁の仕様変更も挙げられます。

住宅の大きさによって異なりますが、数百万円単位で変わってきます。

将来のメンテナンスを考えて外壁に投資するか、10年をめどに外壁塗装をするかの選択も重要になってきます。

トヨタホーム 平屋 価格

平屋には、ゆとりや住みやすさのイメージがあり、リヤイア後の終の棲家としても好評のようですが、近年では若い子育て世代にも人気があります。

トヨタホームの平屋には、「シンセ・ピアーナ・理想の平屋」があります。「シンセ・ピアーナ・理想の平屋」の坪単価はおよそ70万円~100万円。なお、躯体構造は鉄骨ラーメン構造となっています。

シンセ・ピアーナ・理想の平屋」はトヨタホーム の中でも高価格帯となっており、その分高級感のある仕上がりになっています。

平屋 間取り

シンセ・ピアーナ 理想の平家の間取り例をご紹介します。

プラン1.解放感が心地よい吹き抜け。LDKを中心に家族が集う、絆を育む家。

出典:トヨタホーム

こちらの間取りは、家の中心に吹き抜けにより開放感のあるリビングがあり、その周りに寝室や水まわりが配置されています。

スタディスペースもあり、お子さんの学習や在宅勤務時のワークスペースとしても活躍しそうです。

トヨタホーム シンセシリーズ 違い

シンセシリーズには沢山の種類があります。そのグレードや違いも含めて一覧にしました。

※2020年8月版

シンセ・アイラシク
空間を広げる革新工法を採用
シンセ・フィーラス
全てに上質を求めた理想の邸宅
シンセ・スマートステージ
太陽光発電を活用スマートハウス仕様
シンセ・スマイリズム
「赤ちゃん医学」と「育児工学」のノウハウを活かした仕様
シンセ・HUGMI(はぐみ)
家族の時間を重視したリビング中心の間取り仕様
シンセ・ヴィトロワ
鉄骨ラーメン構造の3階建て住宅
シンセ・カーダ
都会的な洗練されたデザインフォルムを重視した仕様
シンセ・フィーラスニコリズム
鉄骨ラーメン構法の2世代住宅
シンセ・ピアーナ理想の平屋
トヨタホームの平屋建て住宅上位クラス
シンセ・メッツォ
都市型住宅の理想を叶える家。新商品。

ローコスト住宅のLQもシンセシリーズと同じ鉄骨ラーメン構造になります。

トヨタホーム のローコスト住宅LQ(エルキュー)

LQとはLIFE STYLE+QUALITYの略称であり、自分達のライフスタイルに合わせて、プロがハイクオリティで支援してくれる家です。

LQの価格 総額は基本的に地域やプラン、施工条件や敷地条件によって変わりますが、価格総額は基本的に1600万円からとされています。坪単価では40万円〜となります。

ローコスト住宅ですが、省エネ、省CO2を標準装備としており、60年保証「アトリスプラン」も受けることができます。

PLAN LQ01

こちらは35坪のLQの間取りです。

1階床面積(m2) 59.30 玄関位置 南入り
2階床面積(m2) 57.50 屋根形状 片流れ
延床面積(m2) 116.80 アレンジポイント ウォークインクローゼット
延床面積(坪) 35.33

間取り

出典:トヨタホーム 

トヨタホーム 寒い?

トヨタホーム の口コミ・評判で「冬が寒い!」と言うものがあります。このような口コミは他のハウスメーカーさんでもあります。なぜこのような事態になってしまうのでしょうか。トヨタホーム で後悔しないためにも少し考えてみたいと思います。

まず初めに、寒い、暑いを考える上で、住宅の性能を表す数値として"Q値・U値・UA値・C値などがあります。

Q値とは

Q値とは「熱損失係数(W/㎡・K)」を表しています。

Q値が示す効果として、Q値が低ければ低いほど、水筒の魔法瓶のように保温性・保冷性が高く、光熱費が節約されます

U値とは

U値とは「外皮平均熱貫流率(W/㎡・K)」を表しています。

U値が示す効果として、U値が低ければ低いほど、外からの熱や寒気を取り入れにくくなります。

U値はハウスメーカーの差が出づらいため、同等の数値が多いです。

UA値とは

「UA値=外皮平均熱貫流率」とは「家全体」の断熱性能を表す数値です。

考え方は「U値」と同じで、建物の内外の気温差が1℃のとき逃げていく熱量を、壁や窓、屋根、床など外部に触れているところ全部の面積(外皮面積)で割ったものです。

つまり、これも数値が低ければ低いほど、断熱性能が高いと言えます

C値とは

C値とは「延床面積あたりの隙間量(㎠/㎡)」を表しています。

C値が示す効果として、C値が低ければ低いほど、家の隙間が少ないため、隙間風が少なく光熱費の節約になります。

またC値が低ければ、気密性が高く防音性も高いと言えます。

鉄骨の家の場合、C値の数値が高い傾向にあるので、ハウスメーカーによっては表示していません。

本当に快適な家とは

さて、ここまで見ると、これらの値が低いほど、耐熱性・気密性に優れ、住むのに快適な家であると言えます。そしてその判断の目安としては大変参考になります。

ですが 結論からいうと、これらの値がどんなに高レベルな数値であっても「夏涼しく、冬暖かい」家にはならないとも言えるのです。なぜなら、これらの数値は、家中の窓などの開口部を全部閉めきってエアコンを24時間、365日稼働させて、季節に関係なく室内を一定の環境に保つならという状況下での数値だからです。私達が住む家は、実際にそのような環境ではないでしょう。窓での換気を頻繁に行う人もいれば、行わない人もいます。自分たちの生活スタイルによっても「快適に住む」というのは変わってくるのです。数値で計れない部分の設計が大切となるので、生活スタイルについてもよく話し合って、数字だけに惑わされないことが大切になります。

トヨタホーム 値引き

トヨタホーム では定期的に値引きキャンペーンが行われています。

期間中にご応募いただいたお客様から抽選で建築資金券をプレゼントいたします。
<1等1,000万円分【税込】×1名様、2等500万円分【税込】×6名様、3等150万円分【税込】×40名様>

出典:トヨタホーム

1000万円の建築資金というのには惹かれますね。

ですが、300万円キャンペーンに当選した方の口コミでは、最初から300万の上乗せ値段の物件になっていたという意見もあります。

複数回当選したという方もいるようですので、目先の値引きに惑わされず、きちんと見極めて良い家を建てたいですね。