トヨタホームの「スマイリズム」。間取りの自由度を検証。

2023年12月19日

注文住宅のトヨタホームは、鉄骨ユニット工法と鉄骨軸組工法によって、間取りの自由度に差が出てきます。
しかし、間取りに関しては、シリーズによってかなり趣向を凝らしたアイデアもあります。
参考になる間取りをピックアップしました。

吹き抜けが多目的スペースに変ぼうする

トヨタホームの鉄骨系ユニット工法は、間取りの自由度が制約されます。

しかし、アイデアひとつで180度転換するような間取りの変化を見せてくれます。

これは、参考になるパターンですので、ぜひ頭の中に入れておいてください。

鉄骨ユニット工法による「スマイリズム」というブランドです。小さい子どもが2人いる4人家族を想定した間取りになっています。

おもしろいのは下記の間取り図で①～③に劇的な変化があるということです。

①は子どもの成長に合わせてプレイスペースから、多目的スペース、さらに和室などに間取りを変化させることができます。④は中央の移動収納によって部屋を一つにしたり、分割したりできます。③は吹き抜けですが、これをふさぐことによって、スタディスペースへ変ぼうします。

トヨタホームの鉄骨ユニット工法のブランドで「LQ」というリーズナブルな住宅があります。

建物本体価格が1,600万円～と非常に購入しやすい価格設定になっています。

小規模な住宅が特徴ですが、間取りを自由にカスタマイズできるメリットがあります。

「アレンジはあなた次第」というキャッチコピーからも分かるように、基本プランの間取りからではなく、一から間取りをつくり上げていくスタイルです。

間取りに関する設計は、顧客の自由な発想力に委ねられているのです。

例えば1階を広大なリビングダイニングのスペースにすることも可能です。

2階も間仕切りを使って、自由に部屋をレイアウトすることができます。

間取りと価格を考えたコストパフォーマンスの高いブランドといえます。