
積水ハウスの概要
積水ハウスは、1960年創業以来、住まいに特化した事業を展開し、住宅産業をリードしてきた大手住宅メーカーです。
2018年1月末時点で、累積建築戸数は235万戸を超え、これは世界一の実績です。
参考:https://www.sekisuihouse.com/liaison/lia01/cre/tsuyomi/
また、建売住宅(ハウスメーカー)のオリコン満足度ランキング2019年で、積水ハウスは1位を獲得しています。
全10個の評価項目のうち、「デザイン」や「アフターフォロー」など5項目で1位を獲得しました。
参考:https://life.oricon.co.jp/rank-new-ready-built-house/housemaker/
積水ハウスの注文住宅の種類

・鉄筋(3・4階建て)
・木造住宅のシャーウッド
引用:積水ハウスHPより https://www.sekisuihouse.com/index.html




積水ハウスの注文住宅の特徴 : 鉄筋(1・2階建て)

「ダイナミックフレーム・システム」を用いることで、解放感あふれる大空間、床と天井の高さの違いを活かすダイナミックな空間が可能になります。
引用:積水ハウスHPより https://www.sekisuihouse.com/products/steel2/is-roye/isroye_03.html
天井高2.74mや最大7mの無柱大空間、連続する大開口サッシのコーナー配置が可能になることにより、内と外を中間領域で緩やかにつなぐ心地よい空間「スローリビング」という自然とのつながりを感じながら、ゆったりと流れる時間を味わえる心地よい空間を実現してくれます。


一般のアルミ樹脂サッシの約1.4倍の断熱性能を持つ業界最高水準の「超高断熱アルミ樹脂複合サッシ(SAJサッシ)」を標準採用することで、断熱性能をさらに高め、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」にも対応しています。
政府は、2020年までに住宅メーカー等の新築住宅の過半数をZEH化することを目指しています。

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。
引用:経済産業省資源エネルギーHPよりhttp://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html
そして、快適性でも高い断熱性と気密性で冷暖房効果を高めてくれる「ぐるりん断熱」や、科学物質の抑制と、空気洗浄・換気をしてくれる空気環境配慮仕様「エアキス」が用いられています。
積水ハウスの注文住宅の特徴 : 鉄筋(3・4階建て)
鉄筋3・4階の特徴は、何といっても「フレキシブルβシステム」という構法を用いた強くてフレキシブルな構造躯体です。
引用:積水ハウスHPより https://www.sekisuihouse.com/products/3f/flexible3f/
「フレキシブルβシステム」とは、通し柱が無い構造のことです。
これまでの重量鉄骨の3階建ては、通し柱と言って、構造上1階から3階までの柱が必要でした。
そのために自由な間取りや吹き抜けなど希望のプランに制約が生まれてしまうのです。
ですが、通し柱をなくすことで、各階ごとに自由に柱の位置を決められる、各階の間取りを自由にプランニングできるのです。
引用:積水ハウスHPより https://www.sekisuihouse.com/products/3f/
上記の写真をご覧ください。
他世帯で暮らす場合も、家族の住みやすい間取りはそれぞれ違うと思います。
それが、各階ごとに構造も自由にプランを立てられます。
また、都市部のおける様々な敷地等の規制に対応することが出来ますし、大きな吹き抜けや大きな窓といった大開口も可能になります。
賃貸併用や、店舗併用の場合も、各階それぞれのプランを実現することが出来ますのであらゆる可能性が膨らみますね。
この「フレキシブルβシステム」は、強さと設計の自由度を両立をめざして開発された積水ハウス独自のもので、これまでいくつもの特許を取得しています。
「フレキシブルβシステム」について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
https://www.sekisuihouse.com/products/3f/flexible3f/
・優れた快適性・安全性
高さ60mの高層ビルと同じ耐震基準で設計されています。
そして、優れた外壁。例えば外部からの火事の延焼の可能性に対して、防耐火性能の外壁により、家と家族を守ることが出来ます。
また、火災からだけではなく、台風からも家を守ります。台風による風圧力、飛来物の対衝動性、気候の変化に対する対候性を備えた外壁です。
ここ最近、日本はいつ自然災害が起きてもおかしくない気候ですね。
家が、家族を守ってくれます。
積水ハウスの注文住宅の特徴 : 木造住宅 シャーウッド
引用:積水ハウスHPより https://www.sekisuihouse.com/products/shawood/interior_sp.html
木造軸組構法「シャーウッド構法」は、「2013年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会、「住宅・住宅設備部門」において、グッドデザイン賞を受賞しています。
参考:https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/datail/__icsFiles/afieldfile/2013/10/16/20131001.pdf
・木造軸組構法「シャーウッド構法」の特徴

シャーウッド構法とは、集成材と金物接合で構成された木造の骨組を、合板で固めた壁・床・屋根により一体化させた、「軸組」と「モノコック」の2つの構造を組み合せたハイブリッド構法です。
1.シャーウッド構造材
シャーウッドで使われている構造材は「シャーウッドプレミアム構造材」といい、ラミナという挽き板を表面加工したものを接着して作られた集成材です。
挽き板とは、のこぎりなどで切った木の板のことです。1cm厚以上のものが中心です。
1cm厚以上のものというのは、一般的な製材よりもはるかに薄いですね。
ですが、その薄さがポイントです。
木は乾燥している方が強度が強くなります。
一般的な製材は太いので乾燥が難しいのですが、この「シャーウッドプレミアム構造材」なら薄い状態のまま乾燥出来るので、強度が保証出来ます。
2.シャーウッドの構造
・土台のない「基礎ダイレクトジョイント」
木造住宅の常識として、基礎と柱の間に土台を置きます。
この厚さの薄いラミナを、使われる場所yに合わせて様々な強度のものを組み合わせて集成材を作るので、強度が管理出来るのです。
そしてこの「シャーウッド構造材」は、正確な施工を行うため、一邸ごとに工場にて製造し、施工現場へ出荷しています。
ところが、この「シャーウッド構造」は、「基礎ダイレクトジョイント」と言って、土台をなくし柱と基礎を直接接合する技術を用いています。
これにより、柱に加わる力を基礎に直接伝えます。
・独自の接合部「メタルジョイント接合システム」
その直接接合する技術というのが、積水ハウス独自の接合システム「メタルジョイント接合システム」という銅で作られた構造用金物で、接合部の徹底的な強化を実現しています。
従来の構法、基礎と柱の間に土台を置く方法では地震の揺れに決して強くはありませんが、シャーウッド構法は高い耐震性が確認されています。
3.湿気への対策「デュアルベンチレーションシステム」
壁の内部結露というは想像したことがありますでしょうか。
結露による住まいの劣化を抑えるため、壁の中や床下の湿気をいかに排出するかが重要になります。
そのために用いられているのが、「デュアルベンチレーションシステム」という外側と内側(家の中側)の2つの通気層がある外壁内で、壁全体の湿気を下から上へと直接外へ排出するシステムで、壁の内部の結露を防いでくれます。
4.防耐火性
シャーウッドの外壁材は、すべて防火構造認定を受けた複合壁体構造となっています。
5.防耐火性、耐衝撃性、耐候性、耐久性を備えた外壁
耐火性だけでなく、地震や台風にも耐えられる強さがあり、気候の変化が激しい環境にも負けない耐久性がシャーウッドの外壁には備わっています。
アフターメンテナンス
積水ハウスでは、完成したお家を引き渡しした後も、長期にわたって定期的な点検サービスも行っています。
気になっていること、実際に不具合などで困ったことなど相談にのってくれたり対応してくれる体制が整っているのは、本当に安心ですよね。
注文住宅をお考えの方へ:展示場イベント
・展示場イベント
注文住宅をお考えの方なら絶対にはずせない住宅展示場の見学。
住宅展示場は実際に訪れるとハウスメーカーごとの特色の違いがよくわかります。
積水ハウスの展示場も、最新住宅を体験できるなど、カタログでは伝わりきらない最新の住宅設備や最近の住まいづくりのヒントなど得られるものがたくさんあります。
・展示場イベントのページ
https://www.sekisuihouse.co.jp/liaison/modelhouse.html
ちなみに、積水ハウスのホームページでは、住宅展示場を地域だけで探すのではなく、お客様の様々な希望プランから探すことが出来ます。
・展示場見学の“秘訣”6つのポイントのご紹介
https://www.sekisuihouse.co.jp/liaison/modelhouse-go/index.html
積水ハウスのホームページでは、住宅展示場見学の際に抑えておきたいポイントも紹介してくれています。
住まいの参観日:積水ハウスグループの実例見学会
引用:積水ハウスHPより https://www.sekisuihouse.co.jp/event/sankanbi/
住まいの参観日とは、実際にお客様によって建てられたお家の実例見学会のことです。
住宅展示場では生活感があまり感じられないこともありますが、実例をみると役立つアイディアなど参考になることが詰まっています。
中には、住まわれているご家族とお話出来る会場もあるようです。
ちなみに、将来必要になるかもしれないリフォーム。
その「リフォーム見学会」もあります。
設計相談会「PLANNING TABLE」
引用:積水ハウスHPより https://www.sekisuihouse.co.jp/event/pt/
この設計相談会というのは、積水ハウスのチーフアーキテクト、プロの設計者がお客様の希望を伺うだけでなく、そのお話に基づき、その場でラフプランを描いてくれるというものです。
こんな暮らしがしたいなと、どの部分を大切にしているのかなどの思いを伝えると、それを具体的な形で提案してもらえます。
自分だけでは思いつかないたくさんのアイディアをプロから教えてもらえる、それが「プランニングテーブル」です。
ぜひ参加してみたいですね。
このイベントは予約制で、主に展示場で行われています。
土地探しも検討されている方へ:土地探しのサポート
土地から探している方もいらっしゃると思います。
ホームページには、お役立ち情報として「土地探しのチェックポイント」のページがあります。
スーパーや病院などの生活環境、土地によっては3階建てを建てられないなど敷地の法的規制など土地選びに参考になる情報がたくさんあります。
詳しくはこちらより
敷地調査案内
引用:積水ハウスHPより https://www.sekisuihouse.com/investigation/index.html
敷地状況、その敷地の法的制限、登記内容など、敷地に関する事前調査を無料でしてくれます。
バスで行く住まいの夢工場見学会
引用:積水ハウスHPより https://www.sekisuihouse.co.jp/yumekojo/
カタログだけでは実感できない積水ハウスの家づくりを実物や実験装置で体験することができる体験型見学会です。
以上、積水ハウスの注文住宅についてと、それに関連するイベントをいくつかご紹介させていただきました。
積水ハウスのホームページでは、注文住宅をお考えの方にとって、とても役に立つ情報がもっとたくさん紹介されています。
今回は家の躯体について主に説明させていただきましたが、もっとご紹介したい設備や仕様などたくさんあります。
注文住宅をお考えの方、家づくりをぜひ楽しみましょう。